6件の整形・整体院などで改善しなかった変形性膝関節症がたった1か月半で改善したその理由とは?

症例報告

奈良の鍼灸「鍼灸王国」

Top Member 植田 康司

「患者」

47歳 男性

「症状」

変形性膝関節症

「来院日」

2017年12月中旬

「来院経緯」

患者は2~3年前に左膝の痛みに気づく。

 

その際

患者は病院や整形外科を受診せず、

「疲れたのかな?」と判断し、自宅で市販の湿布薬を使い様子をみていた。

 

半年過ぎた頃

日常生活に支障はないが左膝の痛みは継続していた。

患者は気になりつつも、整形外科や病院を受診せずに過ごしていた。

 

そんな折、右膝にも痛みが生じる。

 

患者は不安を覚え、

はじめて、整形外科を受診。

 

 

レントゲン撮影をした結果

「変形性膝関節症」と診断される。

 

整形外科では、手術が必要な状態ではない。と伝えられ

服薬の処方とヒアルロン酸注射、電気治療、温熱療法などの保存治療を受ける。

 

だが、痛みの改善がみられなかった為、

近隣・遠方問わず複数の整骨院やカイロプラクティク院等にも治療に赴きマッサージや矯正といった治療を受ける。

 

 

初めて痛みを覚えてから

1年半経過時、整形外科から処方された薬の服薬と

整骨院・カイロプラクティック院での治療もあり、以前に比べ痛みを気にせず日常生活を過ごせるまでに改善した。

 

 

しかし、完全に痛みがなくなった訳ではなく

痛みの楽な日とこれまで通りの痛みがある日があり

痛みがキツイと感じたら通院し、収まれば様子をみる。

 

そんな状態を更に1年近く過ごす。

 

 

しかし、昨年の12月初旬右膝に急激な痛みを覚える。

 

日に日に痛みは強くなり、

仕事中、歩行時、安静時いかなる場面でも、痛みが出現。

 

 

患者は、不安になり

「ちゃんと治してもらおう」「一刻も早くこの痛みを取りたい」と

インターネットで変形性膝関節症の治療に特化した治療院を探し、当院にたどり着く。

 

口コミや、ホームページ上の喜びの声を読み

「ここなら治してもらえる」と受診を決意。

「治療経過」

1診目

現在、患者は

睡眠時、座位(椅子)、歩行時の痛みを強く訴えている。

 

「特に座位(椅子)では、座っていられない程の痛みと

寝返りの際、痛みで目が覚めてしまう事が悩み」との事。

 

 

触診・検査を行う。

 

 

写真の赤×の右膝内側に圧痛を確認。

写真の青〇全体に熱感も確認。

 

 

両膝に大きな変形は見られないが、

若干、左膝に比べ右膝の変形が進んでいる事がわかった。

 

 

また、右膝裏に腫脹も確認できた。

現在、左膝に圧痛・熱感はみられない。

 

 

右膝の圧痛・熱感共に変形性膝関節症の好発部位であり

問診と触診から「変形性関節症」と判断。

 

患者から、「睡眠時の痛み・座位(椅子)での痛みを感じずに生活したい」と要望

 

 

この患者の状態から、

「睡眠時の痛み・座位(椅子)での痛み」は

1ヶ月~2ヶ月程である程度改善が見込める。

 

しかし、

変形性膝関節症は時間が経てば経つほど変形が進む疾患である。

 

 

その為、

患者には治療上、大事な3点を伝える。

 

  1. 睡眠時・座位時の痛みが緩和されても、

治療のゴールは痛みのない生活を送る事であり、治療の継続及び定期的なメン テナンスをしていく必要性があること。

 

  1. 最初1か月は週に2回のペースで治療に来る事。

 

  1. 完治という点から、早くても半年~1年程度の期間が必要となる事。

 

治療の継続、治療期間については同意を得たが

週2の治療間隔については仕事の都合上難しく、隔週で2回または週に1回の治療となる。

 

 

また、

変形性膝関節症の痛みは、

その場で変化が表れにくい疾患の一つである。

 

その為、治療後の痛みの確認は行わない。

 

 

施術室内で再現できる一番強い痛みは、座位時(椅子)の痛みなので、

この痛みをペインスケール「10」と設定し、治療開始。

 

(ペインスケールとは痛みを10段階で表わした指標のこと。10に近づくにつれ痛みが増す。患者に数字を示させる。)

 

治療:

 

曲地・合谷に接触鍼、太谿に置鍼し、身体全体のエネルギー調整

内臓・腹膜調整、下肢アライメント調整、睡眠時の体勢指導

 

 

次回は4日以内に来院するよう指示し、1診目施術終了。

2診目

前回から、4日後の来院

 

患者から

「歩行時の痛みが初診時に比べ楽でした」

また、「座位時の痛みに大きな変化はないが、睡眠時の痛みも少し楽だった」と報告。

 

 

圧痛・熱感共に確認できる。

ペインスケール「10」のまま維持。

 

治療:

 

曲地・合谷に接触鍼、太谿に置鍼し、身体全体のエネルギー調整

内臓・腹膜調整、下肢アライメント調整

 

次回も4日以内に来院するよう指示するも、

仕事の都合で5日後治療予定。2診目施術終了。

3診目

前回から、5日後の来院。

 

患者から

「引き続き歩行時の痛みが楽だった」

「座位時・睡眠時共に前回より楽だった」と報告。

 

 

患部は前回と同様に圧痛・熱感共に確認できる。

ペインスケール「108

 

これまでと同様の治療を継続する旨伝え、治療開始。

 

 

治療:

 

曲地・合谷に接触鍼、太谿に置鍼し、身体全体のエネルギー調整

内臓・腹膜調整、下肢アライメント調整

 

 

次回も5日後の来院予定。3診目施術終了。

 

5診目

前回から5日後の来院

 

患者から

「睡眠時・歩行時共に結構楽になりました」と報告。

 

主訴である、

「座位時の膝の痛みは残るものの、痛みで座っていられないという程ではない」

とも報告。

 

圧痛・熱感共に少なくなってきている事が確認できる。

ペインスケール「6

 

治療:

 

曲地・合谷に接触鍼、太谿に置鍼し、身体全体のエネルギー調整

内臓・腹膜調整、下肢アライメント調整、膝関節・膝窩筋連動調整

 

 

次回も5日後の来院となる。5診目施術終了。

 

7診目

前回から5日後の来院

 

患者から

「前回治療後、痛みがだいぶ引きとても楽だった」と報告

 

 

この時点で治療を初めて1ヶ月経過。

膝の痛み以外が気になり出すほど順調に改善している。

 

治療は膝の痛みに対して継続する。

 

ペインスケール「3」

 

 

治療:

 

曲地・合谷に接触鍼、太谿に置鍼し、身体全体のエネルギー調整

内臓・腹膜調整、下肢アライメント調整、膝関節・膝窩筋連動調整

 

次回も5日後の来院となる。7診目施術終了。

9診目

前回から5日後の来院。

 

「患者から、言っていた座った時の痛みはないです」

「それ以外の歩行時の痛みも気になりません」と報告

 

患部を確認する。

 

圧痛・熱感ともに消失。

ペインスケール「0

 

治療:

 

曲地・合谷に接触鍼、太谿に置鍼し、身体全体のエネルギー調整

内臓・腹膜調整、下肢アライメント調整

 

 

集中的な治療はこれまでとし、

2週間に一度完治に向けて治療継続の旨伝え、施術終了。

 

「患者さんの口コミ・感想」

両足の変形性膝関節症が1か月ほどで良くなりました

Q1.どんな症状をお持ちでしたか? 

2~3年前から左右の膝が痛く、整形外科で変形性膝関節症と診断された。

 

Q2.鍼灸治療など、当院へ来院にあたって心配はなかったですか?

また心配はどうやって解消しましたか?

鍼灸治療は初めてなので少し心配はあったがホームページの「喜びの声」を診て不安は解消されました。

 

Q3.当院の施術を受けたときの印象・感想などを教えてください。

少しずつですが確実に痛みは軽減されていき、1か月ほどですごく楽になりました。

また先生が毎回体調の変化を聞いて頂き、少しの変化でもすぐに対応して頂き、すごく安心して施術を受けることが出来ます。

 

Q4.あなたと同じ様な症状をもった方へ、何か勇気が出るメッセージがあればお願いします。

椅子に座っている状態でも痛く、寝返りを打てば目が覚めるような状態が1か月ほどで良くなりました。

迷っていたらぜひ試してみてください。

お名前:T・Kさん ご年齢:47歳 ご住所:大阪府東大阪市 ご職業:製造業

※お客様の感想であり、効果効能を保障するものではありません。

Q1、どんな症状をお持ちでしたか?

 

2~3年前から、左右の膝が痛く、整形外科で変形性関節症と診断されました。

 

Q2、鍼灸治療など、当院へ治療にあたって心配は無かったですか?

また、心配はどうやって解消しましたか?

 

鍼灸治療は初めてなので少し不安はあったが、

ホームページの゛喜びの声゛を見て、不安は解消されました。

 

Q3、当院の治療を受けた時の、印象・感想などを教えて下さい。

 

少しづつですが、確実に痛みは軽減されていき、1ヶ月程で

すごく楽になりました。

また、先生が毎回の体調の変化を聞いて頂き、少しの変化でもすぐに

対応して頂き、すごく安心して施術を受ける事ができます。

 

Q4、あなたと同じような症状を持った方へ

何か勇気が出る、メッセージがあればお願いします。

 

椅子に座っている状態でも痛く、寝返りをうてば目が覚めるような状態が

1ヶ月程ですごく楽になりました。迷っていたら、是非試してみて下さい。

 

 

お名前:T.K

 

ご住所:東大阪市

 

ご年齢:47歳

 

ご職業:製造業

「担当からの考察」

今回の患者さんである、T.Kさんは

波がありながら、2~3年もの間痛みに悩まされていました。

 

 

初診時にご本人が仰っておられた事が、

「僕は体力・筋肉量共に自信があるし、体格もいいから、

まさか自分が変形性関節症になるとは夢にも思いませんでした」

との事でした。

 

その為、驚きと共に

このまま痛みが続けば、手術しないといけないのでは?と

不安になり、何とか痛みをとりたいと

いくつかの治療院へ通院し治療を続けていました。

 

 

当院はその最終にたどり着いた、治療院でした。

 

 

来院されるたび、「大丈夫でしょうか?大丈夫でしょうか?」と

心配されていましたが、痛みを気にせず生活が出来るようになってよかったですね!

 

これからも完治に向けて、

治療継続しより良い身体を手に入れましょう!!

 

 

それでは、考察に移ります。

 

「変形性関節症」

 

あなたも一度はこの「変形性膝関節症」という疾患を聞いた事があると思います。

どんなイメージをお持ちでしょうか?

 

 

痛みで歩けない?

年齢を重ねるとかかる疾患?

手術しか治せない?

筋力UPしないといけない?

 

等など

あなたも思い浮かんだのではないでしょうか?

 

 

一般的な治療というと

筋力トレーニング、ヒアルロン酸注射、服薬、マッサージなど

保存療法を行う事が多いです。

 

あなたも、そうだったでしょう。

 

中には、

そういった治療で治る方もいらっしゃいますが

やはり、

原因となっている要素を取り除かなければいけません。

 

 

今回の患者さんの主な原因は

 

長年の立ち仕事からくる疲労の蓄積が主でした。

 

その蓄積からくる

 

1、臀部・大腿部・下腿部連動不良、

2、腹膜の緊張による骨盤・腰椎の可動制限

3、腹部の緊張による血流障害

4、内臓疲労による自然回復力の低下

 

Etc

 

などが数年かけて複雑に絡み合った結果

変形性膝関節症として症状が現れたのです。

 

治療は、この原因を解消する事。

それを徹底することで、

複数年、いくつもの治療院に通ったが、

解消されなかった膝の痛みが、たった1ヶ月半で改善したのです。

 

ただし、

変形性膝関節症による骨の変形が治った訳ではありませし、

これだけ短期間に痛みが治まるものではありません。

 

半年~1年という時間をかけて治っていくものです。

 

 

ただし、私は

変形性膝関節症の治療を得意としています。

 

現在でも私だけで6名の患者さんが。

グループ院全体では17名の患者さんが

完治に向かい順調に治療が進んでいます。

 

 

なので、

あなた自身や、あなたの周囲の大切な方が

「この痛みから解放されたい」「痛みを気にせず生活を送りたい」

と望んでいるなら、私に相談してください。

 

 

今回のT・Kさんの様に

「不安な日々を過ごしている」「痛みを何とかとって欲しい」

その想いを形にして、一人でも多く治してあげたいと思っています。

 

 

感謝

鍼灸王国