【突発性難聴】入学式までの2週間でほとんどの症状が良くなり、楽しく過ごせるようになった臨床報告

症例報告

Top Member多井一貴

 

この記事は、難治性と言われる『突発性難聴』が寛解し、今まで通りの生活に戻るまでの過程を記しています。

突発性難聴でお困りの方は是非ご覧ください。

 

突発性難聴が起こる原因はなにか?

根本治療とはどういうことなのか?

突発性難聴が治っていく過程も詳しく記しているので、

患者さんの感想と合わせてご覧ください。

ある朝突然耳の聞こえが悪くなり、3日後には耳鳴りまでが出てきてしまった経緯

「患者」

15歳・女性・学生・奈良県橿原市在住

「症状」

突発性難聴・耳鳴り

「来院日」

H31年3月

「来院経緯」

患者はある朝起床すると、

左耳に水が入ってこもったような感覚に襲われ、

音が聞こえにくくなっていた。

 

全く聞こえないわけではないが、

非常に聞こえにくい状態であった。

 

患者は「何か変だな」と思いつつも、

「そのうち普通に戻るだろう」と気にせずに生活を送った。

 

しかし翌日になっても状態は変わらず、

両親に相談することにした。

 

すぐに耳鼻科で受診したところ、

医師からは「突発性難聴」であると診断を受ける。

 

ステロイド剤で良くなるケースが多いことから、

投薬によるステロイド治療を開始する。

 

服薬を続けるも、

症状に変化はなく、

発症より3日後に耳鳴りもするようになった。

 

投薬より1週間が経過するも、

症状に改善は全く見られず、

聞こえが変わらないことに危機感を覚えた母親が、

現代医学以外での治療法をwebで探していたところ、

当院のHPにたどり着き、

電話で治療可能化の問い合わせをしたところ、

改善の可能性があることを知り、

受診することを決意。

 

入学式までの2週間9回の施術でほとんどの症状が寛解し、楽しく生活出来るまでになって施術法と道のり

1診目(3/26)

患者は左耳に水が入り、

こもったような感覚があり、

音の聞き取りが困難であることを訴えている。

 

さらに耳鳴りも併発しており、

ピーっという高い音が常に鳴っている。

 

テレビなどを見ていても、

聞き取りにくい状態であり、

非常に不快な思いをしている。

 

特に水が流れているとき(お風呂や洗面など)に

顕著に耳鳴りが強くなり、

聞こえも悪い。

 

患者と両親は 日後に高校の入学式を控えており、

それまでに少しでも聞こえが良くなることを望んでいる。

 

患者と両親が望んでいる日まで、

あまり日がない事もあり、

「絶対に大丈夫とは言えないが、発症から日が浅い事もあるので十分に可能性はある」ということを伝え、治療を開始。

 

 

治療:

合谷・曲池に接触鍼、太谿に置鍼することにより身体全体の気の流れを調整。

横隔膜調整・CSF調整・側頭骨調整。

 

突発性難聴の治療は、

時間との勝負であるであることを伝え、

診察日には毎日来院するよう指示し、

1診目施術終了。

2診目(3/27)

前回から翌日の来院。

 

患者から

「前回施術後に耳鳴りの感じが少し違う気がする。」

と報告。

 

治療:

合谷・曲池に接触鍼、太谿に置鍼することにより身体全体の気の流れを調整。

横隔膜調整・CSF調整・側頭骨調整。

3診目(3/29)

前回から2日後の来院。

 

患者から

「やはり施術後は、耳鳴りの感じがマシになる。聞こえにくい感じも変わってきている気がする。」

と報告。

 

治療:

合谷・曲池に接触鍼、太谿に置鍼することにより身体全体の気の流れを調整。

横隔膜調整・CSF調整・側頭骨調整・耳前3穴置鍼。

4診目(3/30)

前回から翌日の来院。

 

患者から

「耳鳴りの感じがだいぶマシ。以前は水の音(特に入浴時・洗面時)が耳鳴りの感じと聞こえにくさが強かったが楽になっている。」

と報告。

 

治療:

合谷・曲池に接触鍼、太谿に置鍼することにより身体全体の気の流れを調整。

横隔膜調整・CSF調整・側頭骨調整。

5診目(4/1)

前回から翌日の来院。

 

治療:

合谷・曲池に接触鍼、太谿に置鍼することにより身体全体の気の流れを調整。

横隔膜調整・CSF調整・側頭骨調整・耳前3穴置鍼。

 

6診目(4/2)

前回から翌日の来院。

 

患者から

「耳鳴りのしている時間がほとんどなくなった。たまに鳴っていることを感じるぐらいになっている。」

と報告。

 

治療:

合谷・曲池に接触鍼、太谿に置鍼することにより身体全体の気の流れを調整。

横隔膜調整・CSF調整・側頭骨調整・耳前3穴置鍼。

7診目(4/3)

前回から翌日の来院。

 

治療:

合谷・曲池に接触鍼、太谿に置鍼することにより身体全体の気の流れを調整。

横隔膜調整・CSF調整・側頭骨調整・耳前3穴置鍼。

8診目(4/5)

前回から2日後の来院。

 

患者から

「昨日友達と大阪に遊びに行ってきた。ざわざわしているところでは聞き取りにくいこともあったが、そんなに気にならず楽しく時間を過ごすことが出来た。」

と報告。

 

治療:

合谷・曲池に接触鍼、太谿に置鍼することにより身体全体の気の流れを調整。

横隔膜調整・CSF調整・側頭骨調整・耳前3穴置鍼。

9診目(4/8)

前回から2日後の来院。

 

患者から

「昨日友達と某テーマパークにまた行ってきた。大丈夫か最初は不安だったけど楽しく遊べたし、大きな音の後でも悪くなることもなく大丈夫でした。」

と報告。

 

治療:

合谷・曲池に接触鍼、太谿に置鍼することにより身体全体の気の流れを調整。

横隔膜調整・CSF調整・側頭骨調整・耳前3穴置鍼。

 

翌日が入学式の日で、それまでに難聴・耳鳴りが落ち着いていることもあり、次回は週末の土曜日に来院を指示し9診目施術終了。

10診目(4/13)

前回から5日後の来院。

 

患者から

「入学式も耳のことは気にせずに出ることが出来た。生活していてもたまに気になる事があるぐらいで楽しく過ごせている。」

と報告。

 

治療:

合谷・曲池に接触鍼、太谿に置鍼することにより身体全体の気の流れを調整。

横隔膜調整・CSF調整・側頭骨調整・耳前3穴置鍼。

 

これより先は、

完全になくなったわけではない難聴・耳鳴りの治療の為に、

週1回の施術に切り替え、

様子を見ていくことした。

突発性難聴で毎日が楽しめなくなっていたのが改善して不安がなくなりました

Q1.どんな症状でお困りでしたか?

またお困りの症状を治すために、今までどのような治療を受けてこられましたか?

突発性難聴

耳鼻科でもらった薬(ステロイドなど)を服用

 

Q2.鍼灸治療など、当院へ来院にあたって心配はなかったですか?

また心配はどうやって解消しましたか?

最初は「鍼ってどんな感じなんだろう?」とか緊張したりしてたけど、思ってたより痛みも少なくて、先生も色々話しかけてくれるから緊張も解けた。

 

Q3.当院の施術を受けたときの印象・感想などを教えてください。

意外と「鍼」は痛くない。

耳の鍼は少し痛いけど、手や足などの部分はほぼ痛みを感じない。

 

Q4.症状が改善した現在の想いをメッセージ下さい。担当が最高に喜びます!

鍼をする前までは、耳がとても聞こえにくかったり、耳鳴りがひどかったりしいて、テレビを見たりするのもあまり楽しめなかったけど、改善し手からは、耳の聞こえも良くなってきていて、耳鳴りもだいぶマシになって、生活しやすくなって不安もなくなった。

お名前:中村 明日香さん ご年齢:15歳 ご住所:奈良県 ご職業:高校生

※お客様の感想であり、効果効能を保障するものではありません。

突発性難聴の原因・治療方法

今回の患者さんである明日香ちゃんは、

高校受験を終え、

春休みに入り、毎日楽しく過ごしていたさなか、

急に耳の聞こえが悪くなり、

耳鳴りまで発症してしまいました。

 

病院でのステロイド治療も効果が全く現れず、

お母さんが当院に電話をかけてくれた時も、

非常に不安が強い様子でした。

 

大切な娘の耳が聞こえなくなってしまい、

辛そうな状態を診ていれば当然そうなるのもわかります。

 

それが、

入学式までの2週間ほどの短期間でおおよその症状がなくなり、

今では毎日楽しく生活を送ることが出来ています。

 

突発性難聴・耳鳴りという難治性の症状がこんなにも早く寛解し、

楽しく生活が送れるようになったのでしょうか?

 

それをこれから説明していきます。

 

まず突発性難聴がどういったものなのかを説明します。

 

厚生労働省では、突発性難聴の診断基準を

「突然の、文字どおり即時的な難聴、または朝目が覚めて気づくような難聴。ただし、難聴が発生したとき、就寝中や作業中など、自分がそのとき何をしていたかが説明できるもの」

と規定しています。

 

 

今回の明日香ちゃん場合では、

前日に某テーマパークで大きな音を聞き、

そのままこたつで寝てしまった事が一つ原因となっていたと考えられます。

 

ただテーマパークに行き、

疲れて帰宅後にそのままごろんと横になっているうちに、

いつの間にか寝てしまったということは、

そんなに珍しくないことだったりすると思います。

 

それ以外にも大きな音がしている場所に行った後に、

いつの間にか布団でない場所で寝てしまうことは珍しくないと思います。

 

それがなぜ明日香ちゃんには突発性難聴や耳鳴りが起こってしまったのか?

 

もちろん現代医学的に確証を得ているものではないので、

あくまで私個人としての考えであります。

 

この状況が起こるまでに、

高校受験という非常に疲労やストレスのかかる状況にあり、

肉体的にも精神的にも大変な状態であったことは想像できます。

そして高校の合格が決まり、

その状態から解放され、

ホッとしたことであることは読んでいる方にも想像できる事でしょう。

 

人間の身体というのはそういったストレス解放されたとき、

身体の緊張が一気に解放されます。

 

そういった状態は、精神的には解放感もあり良い状態であると言えるでしょう。

 

しかし身体からすると一気に緊張から解放されると、

血流など様々な循環の巡りも良くなります。

 

そうすると自分の身体の限界を超えて、

循環が良くなりすぎてしまいます。

 

その状態に耐え切れなくなり、

身体は悲鳴を上げてしまいます。

 

それが今回の明日香ちゃんの場合には、

耳の症状に出てしまったと考えています。

 

ですので治療としては、

全身の血流・CSFの循環を正常に戻してあげることと、

過度に反応してしまった耳付近の状態を戻してあげることで、

短期間でほとんどの症状を正常に戻してあげることが出来たと考えています

施術者からのメッセージ

今回の明日香ちゃんのように、

難治性と言われる「突発性難聴」や「耳鳴り」であったとしても、

改善の見込みがあるものであるということはぜひ知っておいてほしいです。

 

さらに今回の明日香ちゃんの場合であれば、

発症から非常に早い段階でらいいんし、

しかもほとんど毎日施術に来ることが出来たということが、

改善した要因になっています。

 

今「突発性難聴」や「耳鳴り」でお困りの方は、

これを読んだらすぐに連絡してほしい!

 

ステロイドなど病院の治療と併用しながらで大丈夫ですので、

出来うる限り早く治療することで完治が見えてきます。

 

あなたとのご縁を心よりお待ちしております。

 

※お客様の感想であり、効果効能を保証するものではありません

 

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