有痛性外脛骨の原因と対処法

1.有痛性外脛骨炎を引き起こす原因とは?

足を構成する中に舟状骨という骨があります。

この舟状骨という骨の内側に過剰骨(余分な骨)が20%の人に認められます。

これが外脛骨と呼ばれるもので、この部分に痛みがともなう病態のことを有痛性外脛骨と呼びます。

 

この過剰骨というのは、本来成長期の時期に軟骨が無くなり、1つの骨になるなるはずの骨が、

軟骨が残ったままでくっ付いてしまうケースが見られます。

そうすると弱い結合の骨となってしまいます。

 

そして舟状骨という骨には後脛骨筋という筋肉が付着しているのですが、繰り返し引っ張られることで大きなストレスがかかり、

弱い結合になってしまっている部分が耐えられなくなってしまう状態になります。

 

そうして出てしまった過剰骨である外脛骨に更にストレスがかかっていくことで炎症が起こり、痛みとして出てくるのが

「有痛性外脛骨」という病態です。

 

 

2.どんな症状が出るの?

初めのうちは運動中や運動後に痛みを感じることが多いです。

 

外脛骨の部分に炎症が起こっているため、その部分を押さえると強い痛みがあり、

発赤していることや熱を持っていて熱く感じます。

 

症状が進行してくると日常動作(歩行時など)にも痛みを感じ、引きずるように歩くケースも見られます。

 

2-1.どんな人がなりやすいの?

骨が出来上がっていない10歳から15歳ぐらいのスポーツをしている子供に発症が多いです。

また女子に多く発症しやすく、偏平足の子供に出やすい傾向があります。

 

多くはありませんが、成人してから捻挫などの外傷をきっかけに発症するケースも見られます。

2-2. どんな対処をすればいいの?

一般的には、

  • インソール
  • ストレッチ
  • マッサージ
  • テーピング
  • トレーニング
  • 安静及び手術

 

といった事を指導及び施されるケースが良く見られます。

3.有痛性外脛骨炎は治るの?

3-1. 有痛性外脛骨の治し方

有痛性外脛骨というのは、先ほどもお伝えしているように

身体の器質上起こっている問題があります。

 

舟状骨という骨にに後脛骨筋という筋肉による度重なるストレスによって、

結合の弱い部分が隆起してしまい起こる状態です。

 

これだけを聞いていると「治るわけがないじゃないか」と思われるかもしれません。

 

しかし、

必ず完治することの出来る疾患の1つであることは知っておいてください。

 

 

先に挙げた一般的な対処では、おそらく改善はしても完治には至らないことが多いかもしれません。

だからこそ、いまこのページをよんでくれているのだと思います。

 

どのようにして完治に導き、何不自由なくスポーツ復帰できるようになるのか?

 

それは、

患部のみだけではなく全体の身体のバランスをみて施術を行うからこそ完治に至るのです。

 

 

どういうことかと言いますと、

そもそも外脛骨というのは、持っている人でスポーツをしているすべての人が発症するわけではありません。

 

外脛骨がある上で、

主に大腿骨や脛骨、足関節など下半身に何らかのアライメントの異常があることが多いということがわかっています。

 

 

ですので当院では3つの手順を用いて完治に導きます。

 

  • 身体全体の気の流れの調整を行い「治る身体の土台」を作る
  • 下半身のアライメントの調整を行う
  • 患部の細かい調整を行う

という手順になります。

 

これで8割の方がスポーツに完全に復帰していっています。

 

ごくまれにこれだけでは完治に至らない場合でも、

例えば「頸椎」「胸椎」「手首」などなど、その子のアライメントの異常を見つけてあげることで

ほとんどの子がスポーツに完全復帰していきます。

 

3ー2.有痛性外脛骨炎の治るまでの期間は?

多くの場合、だいたい10回前後で競技復帰をしていく形になります。

 

先程もお伝えしたように、下半身以外にも原因がある場合にはもう少しかかる場合もありますが、

その場合は施術を行いながらお伝えします。

 

 

5.有痛性外脛骨炎施術のスペシャリストからのメッセージ

有痛性外脛骨で悩んでいる子供たちがとても多くいます。

 

ほとんどの子供たちは、病院で「長期間安静にする」ように言われたり、

「手術をするよう」に言われたりしてしまい、大切な期間を奪われてしまっています。

 

10歳から15歳というスポーツをする上で、「ゴールデンエイジ」と呼ばれる期間に競技を休まないといけないのは本当に苦しく辛いことだと思います。

 

僕自身も幼少のころからスポーツをする中で、スポーツ障害でプレーが出来ない時期がありました。

一番伸びる時期で、何よりも一番楽しくスポーツに打ち込める期間に出来ないというのは本当に辛い事でした。

 

どうしても手術しないといけない緊急性の高いものがあるのは事実です。

 

ですが、

もし手術も長期間の安静も必要なく早期に競技復帰出来るとしたら・・・

 

この「有痛性外脛骨」という疾患は、当院でならそれが可能であることを知っておいていただきたいです。

 

 

そのために私たちは日々研鑽を重ね、みんなの明るい笑顔を取り戻すために存在しています。

「有痛性外脛骨」を完治に導き、さらに出来る限り早期に競技復帰してもらいたい。

 

君たちの素晴らしい可能性を高めるお手伝いが出来ることを心から待っています。

 

鍼灸王国と一般の施術院の違い

毎日放送「Dr.なんぼでっか!?」でも、天星十五脈診整法がとりあげられました。

「全てが違う」という印象を受けるかと思います。

今まで一般的な治療院、医院に行ってきたあなたなら、「全てが違う」という感覚を受けるかと思います。

整骨院・整体院ではマッサージやバキバキと骨盤矯正されたり、電気治療などで施術を受けてきたのではないでしょうか?
鍼灸院ですと、痛みが出ている部分に針を刺したり、電気を流す、または個室でゆっくりただただ針治療を受ける。そんな施術だったのではないでしょうか?

鍼灸王国ではそういったことは何ひとつ行いません。

 

当院だけで受けられる「天星十五脈診整法」施術

施術風景

脈診と呼ばれる、手首の脈から臓器の力のバランスやエネルギー状態を診て治癒力・免疫力などを引き出す、極軽微な針刺激を皮膚面に刺激していく鍼灸治療と、人間の構造力学、バランスなどの観点から身体を最適化させる特別な手技療法を合わせた、天星十五脈診整法を用います。

その施術は鍼灸治療、手技治療ともに多くの場合、驚くほどソフトに行います。(※)

「なぜこんな施術で楽になってしまうの?」
「なんで痛みのある箇所と関係のない場所に触れてこんなにも楽になるの?」

そんな混乱に似た感情を受けることと思います。

※ お身体の状態によっては、多少痛みをともなう施術を行う場合もあります。

病院の医師も推薦する治療技術

元住友生命 社医 津田忠明先生

私は医師として40年余りの歳月、西洋医学に携わってきましたが、東洋医学に目を向けることは多くはありませんでした。
しかし鍼灸王国の植田先生と出会い、植田先生が使いこなす「天星十五脈診整法」という傑出した高度な施術を知ったことで、東洋医学の「天星十五脈診整法」の奥深さ、素晴らしさを実感いたしております。

治療院が乱立する昨今では
「何件も回ってみたけれど良くならなかった。」
どこの院のホームページを見ても良さそうなことが書いてある。」
そのような方が多くいらっしゃいます。

そんな迷ってしまっている患者さんにこそおすめしたい治療院です。

また、私が鍼灸王国を強く推薦する理由は、治療技術はもちろんですが、先生方のそのあたたかいお人柄も理由のひとつです。

ぜひ痛み・シビレなど身体の不調で悩まれている方は、鍼灸王国をお訪ねください。私が心より推薦させていただきます。

もう、整骨院や鍼灸院探しに明け暮れる日々にはサヨナラです。

料金は一律でわかりやすく安心!

※料金は令和4年9月1日以降の改訂価格となります。

※以下3つの「特別疾患」は追加6000円の治療費が必要になります。
オスグッド・シンスプリント・腰椎分離症

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