メニエール病の治療法はこれだ! 「治療法がないメニエール病」を発症した61歳男性が 1ヵ月7回で改善した事例

症例報告

Top Member 植田 康司

 

 

 

この記事は、

難聴が原因で4年前にメニエール病を発症。

以後、数ヶ月毎に回転性の眩暈(めまい)を繰り返し、医師に「治療方法はないので、自然治癒しかない」と言われた患者さんが、改善に至った経緯を記しています。

 

 

 

メニエール病に限らず、

回転性眩暈(めまい)、フラフラして足元がおぼつかない等の

症状でお困りの方は、是非ご覧下さい。

 

 

 

治す為に必要な治療とは?

なぜ、「自然治癒しかない」といわれたメニエール病を改善することができるのか?

 

 

実際の患者さんの感想を交えながら読み進めてみてください。

 

 

きっと”希望”と”勇気”を持って頂けると思います。

当院へ来院するまでの症状・治療経過

「患者」

61歳 男性 会社員

「症状」

メニエール病

「来院日」

2018年9月下旬

「来院経緯」

患者は、

来院4日前、自宅でくつろいでいた。

 

 

起きようと、身体を持ち上げたところ

フラフラっとした眩暈(めまい)に襲われる。

 

 

遡る事4年前、回転性の眩暈を起こし、

県内でも有数の奈良県立医科附属病院の耳鼻咽喉・頭頚部外科を受診していた。

 

 

当時患者は、聴力検査、眼振検査等を経て

難聴が原因であろう「メニエール病」と診断を受け、医師からは、

「ビタミン剤を処方するしかないので、自然治癒を待つしかない」と伝えられていた。

 

 

 

それから患者は、「治したい」の一心で

県内の違う病院や自宅近くの耳鼻咽喉科等を受診し、

漢方薬を服用したりと改善に努めた。

 

 

 

しかし、症状に変化はなく

数ヶ月単位で症状が緩解・増悪を繰り返す様になり、4年の月日が経過。

 

 

 

そして今回、

回転性の眩暈ではなく、フラフラする眩暈に襲われた。

 

 

 

これまでと違った症状に不安を感じたが、

今日に至る過程で、「自然治癒を待つしかない」と言い切られた事や

漢方薬を試すも効果がなかった事から、当日は様子をみる事に。

 

 

 

翌日、フラフラした眩暈が継続していた為、

患者はインターネットで治療可能な医療機関を探し、当院のホームページにたどり着く。

 

 

 

ホームページ内の

”患者さんの声”や”症例記事”等に目を通し

「治るのなら」と決心し、来院を決意。

難治性メニエール病が1ヵ月7回の治療で改善

9月25日 1診目

患者は、

「これまで翌日になれば落ち着いていた症状が4日経っても変わらない」

「これといった動作で症状が出るわけではなく、常にフラフラしている」と訴えている。

 

 

また、「昨日、脳MRIをとったが、異常はなかった」と申告。

 

 

症状の確認を行う。

 

 

左耳が聞こえにくく、耳鳴り・耳閉感はない。

その他、吐き気・冷や汗・嘔吐はない。

 

 

 

難聴を伴う眩暈である事に加え、

動きの中で症状が現れたり、悪化する。という症状がない為、

肩コリや、良性頭位変換性眩暈症の可能性を除去。

 

 

 

良性頭位変換性眩暈症

 

原因 内耳の卵形嚢の耳石が三半規管に迷入
眩暈の特徴 回転性体位変換で起こる持続時間が短い

難聴・耳鳴りは伴わない

その他 時間が経過すると「慣れ」の現象が起きる

 

 

 

引き続き、触診を行う。

 

 

触診の結果、

CSF(脳脊髄液)の循環不良及び、頭蓋骨の動きに左右差があり

特に、難聴がある左側に認められた。

 

 

また、

高血圧・尿酸値高値・高コレステロール血症の現病歴があり

現在、服薬を継続している。

 

 

その為、内臓疲労の反応も見られた。

 

 

以上の事から、

内臓疲労の蓄積から、自然治癒力・免疫力の低下を起こし、難聴に発展。

その結果、メニエール病に至ったと判断。

 

 

この判断を元に治療を進める。

 

 

患者は、「何とか治してほしい」と切望している。

 

 

患者の身体の状態から、完治は十分可能であるが

4年間という歳月に加え、眩暈に変化が出ている為、どれだけ早くとも3ヵ月の

期間は要する旨を伝える。

 

 

また、

難聴に関しては、一定期間で変化がない場合改善が難しい。

 

 

ただし、

メニエール病をはじめ、耳鳴り、耳閉感等の症状を改善するには、

治療間隔が短ければ短いほど、治療効果を得られる。

 

 

その為患者には、少なくとも週2回の通院と

可能であれば3回、4回と来院する様に伝え、仕事の都合上

週2回であれば可能との返事をもらい、同意を得る。

 

 

 

治療:

 

曲地・合谷に接触鍼、太谿に置鍼し、身体全体のエネルギー調整

クラニアル調整、内臓調整、CSF循環調整

9月26日 2診目

患者から

「少し楽だった様な気がする」と報告。

 

 

状態を確認。

昨日同様、CSFの循環不良及び、頭蓋骨の動きの左右差は認められるが、

改善の兆しは見られた。

 

 

 

治療:

 

曲地・合谷に接触鍼、太谿に置鍼し、身体全体のエネルギー調整

クラニアル調整、内臓調整、CSF循環調整

10月2日 3診目

患者から

「前回の治療から、良くなりそうな予感がしている」と報告。

 

 

 

状態を確認。

CSFの循環不良及び、頭蓋骨の動きの左右差は認められるが

前回と比べ、共に改善傾向である。

 

 

患者から、

「良くなりそうな予感」という言葉があった様に

身体の中から変化が表れ、患者自身が実感できている為、

かなり良い傾向である。

 

 

 

治療:

 

曲地・合谷に接触鍼、太谿に置鍼し、身体全体のエネルギー調整

クラニアル調整、内臓調整、CSF循環調整

10月5日 4診目

患者から

「フラフラした眩暈はあるが、良くなっています」と報告。

 

 

状態を確認。

前回より、CSFの循環不良、頭蓋骨の動きの左右差は改善している。

 

 

また、

初診時見られた、内臓疲労の反応も改善傾向にある。

 

 

治療:

 

曲地・合谷に接触鍼、太谿に置鍼し、身体全体のエネルギー調整

クラニアル調整、内臓調整、CSF循環調整

 

 

初診から2週間が経過。

初診時の見立てより、順調に改善している。

10月15日 7診目

患者から、

「フラフラする眩暈はない」と報告。

 

 

状態を確認。

CSFの循環不良、頭蓋骨の動きの左右差は概ね改善し、

内臓疲労の反応も減少。

 

 

治療:

 

曲地・合谷に接触鍼、太谿に置鍼し、身体全体のエネルギー調整

クラニアル調整、内臓調整、CSF循環調整

 

 

初診からスムーズに改善し、身体の状態は良好である。

その為、集中治療は一旦終了。

 

ただし、

元々、数ヶ月単位で現れていた症状の為、週に1回の治療は継続する旨伝え

7診目施術終了。

4年前からのメニエール病が良くなり普通の状態にになりました。【患者さんの声】

Q1.どんな症状でお困りでしたか?

またお困りの症状を治すために、今までどのような治療を受けてこられましたか?

4年前からメニエール病で困っていました。

総合病院でおそらく左耳の軟調が原因のめまいと診断されたが、特に治療方法はないと言われました。

他の病院で漢方薬も試しましたが効果はありませんでした。

 

Q2.鍼灸治療など、当院へ来院にあたって心配はなかったですか?

また心配はどうやって解消しましたか?

「鍼灸王国」との名前になんかうさん臭さを感じながら予約を取りました。

しかし何回か通院するなかで、ほぼ予約が埋まっている個チャ、先生の納得出来る説明で心配は解消されていきました。

 

Q3.当院の施術を受けたときの印象・感想などを教えてください。

これで本当に効き目があるのかと疑いたくなるような痛みのない鍼に暑くないお灸でした。

東洋医学のゴッドハンドにしては、先生2人共に少し愛想が良すぎの感じがしますが?

 

Q4.症状が改善した現在の想いをメッセージ下さい。担当が最高に喜びます!

現在7回の施術を受けました。

自分では身体のどこが変わったのかわかりませんが、ふらつきの症状は3回目ぐらいから改善され今はほぼ普通の状態です。

もともと数ヶ月ごとに繰り返していためまいですので、本当に良くなっているかは、もう少し時間をかけての判断となります。

お名前:O・Mさん ご年齢:61歳 ご住所:奈良県奈良市 ご職業:会社員

※お客様の感想であり、効果効能を保障するものではありません。

一生付き合う可能性があるメニエール病になる原因

O・Mさん。

 

 

初診から、

私の指示通りに来院頂いたからこそ、良い結果を出すことができました。

 

 

これからも、治療を継続して完治目指しましょう!

 

 

では、

一生付き合う可能性があるメニエール病になる原因

についてお話していきます。

 

 

 

一般的に

メニエール病は原因不明と言われていますが、

三半規管・蝸牛と言った耳内部の器官に存在する、内リンパ液の関与を示唆されている先生もいらっしゃいます。

現に、

「利尿剤」を処方されていた。されている。という方は多いのではないでしょうか?

 

 

が、しかし

「これが原因だ」という確かなものがない。というのが現状で、

「眩暈」「吐き気」「耳閉感」「耳鳴り」などの症状等から

「メニエール病」と診断されてしまうケースが多いと言えるでしょう。

 

 

つまり、

原因不明のものは治せない。という事なのではないでしょうか?

 

 

 

ただ、私は、

「メニエール病は治せる!」と考えています。

 

 

これを読んでいるあなたも、

先述した様に、「眩暈」「吐き気」「耳閉感」「耳鳴り」といった症状があるから

「メニエール病」だと思っていませんか?

 

 

しかし、上記の様な症状は

体調の変化、気圧・天候の変化、疲労感等でも現れます。

 

 

 

ですから、

このような症状があるから、「メニエール病」ではないのです。

 

 

 

本当の原因は、

「身体の治す力が働かない状況にある」と言う事。

 

 

 

初診時、

O・Mさんは「CSF(脳脊髄液)の循環不良」「頭蓋骨の動きの左右差」

「内臓疲労の蓄積」がみられました。

 

 

 

これからの要因が長い時間をかけて

複雑に絡み合い、「治す力が働かない」状況を作っていたのです。

 

 

 

その様な状況が改善されないまま

時間だけが経過し、難聴を発症。更に「メニエール病」と診断を受けるに至ったと

考えられます。

 

 

 

ここまでお伝えした事を踏まえると

「一生付き合う可能性がある」という理由がお解り頂けたと思います。

 

 

 

そして、一般的に行われている治療では、

改善及び、完治に至る事は少ないと言えるのではないでしょうか。

「治療法はない」と言われたメニエール病の改善方法

改めて、これまでの内容は

ご理解いただけたでしょうか?

 

 

 

「CSF(脳脊髄液)の循環不良」「頭蓋骨の動きの左右差」

「内臓疲労の蓄積」から、「治す力が働かない状況」を改善していく事が、

「メニエール病」と診断を受けた症状を改善する唯一の方法と考えます。

 

 

では、具体的に

どういった治療を行ったか。

 

 

まず、

”治癒力”と”免疫力”の向上を目的にした「内臓調整」を行い、

身体に蓄積した疲労の除去を進め、CSFの循環不良解消の土台作りを行いました。

 

 

 

続いて、「頭蓋骨の動きの左右差」を除去し、

更なる「CSF(脳脊髄液)」の循環改善の土台作りに努めました。

 

 

そして、上記の治療を確実、着実に行った上で、

CSFの循環を調整。

 

 

 

その結果、

「治療法がないから、自然治癒を待つしかない」と言われた

「メニエール病」が、1ヵ月、計7回の治療で改善に至りました。

 

 

 

ただし、全ての方が

O・Mさんの様に改善される訳ではありません。

 

 

半年や1年を掛け、改善される方もいらっしゃいます。

 

 

ですが、

お伝えしたように「メニエール病は治せる」疾患ですので、

安心してお任せください。

 

 

 

最後に、

 

この記事を読んでいただけたあなたも、

メニエール病や難聴、耳鳴り等で悩んでいるなら、

諦める前に、勇気を出して連絡してみてください。

 

 

O・Mさんのように助けてるあげる事が出来ると思いますよ。

 

 

感謝

鍼灸王国