【 7年間の片頭痛だった15歳 症例報告 】 小3時に血管に神経が巻き付いていると診断を受け、薬でコントロールしてきたが、悪化の一途を辿っていた症状が、2ヶ月の施術で改善事例

症例報告

Top Member 植田 康司

 

 

この記事は、薬で痛みを和らげるしか対処のしようがなかった偏頭痛が改善に至る経緯を記しています。

 

 

改善に至った治療法を具体的に記しているので最後まで読み進めてみてください。

7年間、薬で痛みを和らげるしかなかった「片頭痛」

「患者」

15歳 男子中学生

「症状」

片頭痛

「来院日」

2019年2月上旬

「来院経緯」

発症は、7年前の小学生3年生時。

これまであまり感じた事のない、片頭痛を実感する。

 

 

それ以降、

少しづつ頭痛が起こるようになり、自宅近くの病院を受診。

 

 

MRI検査の結果、

医師から、「血管に神経が巻き付いているので、薬で痛みをコントロールするしかない」と診断を受ける。

 

 

それ以降、徐々に痛みは増していき

特に冬場や梅雨、季節の変わり目にひどい頭痛に悩まされ、

薬で和らげるのいった事を繰り返す事となる。

 

 

それから、7年が経過した今年の年始。

年を追うごとに痛みの強さが増してきた事と、冬場という事もあり、

これまでにない、ひどい頭痛が起こる。

 

 

患者は、これまでと同様に薬を服用し

症状の緩和に努めたが、症状の変化が見られなかつた。

 

 

その為、以降2ヶ月もの間、学校を休まざるをえなくなる。

 

 

受験を控えていた患者は

何とか学校に通え、日常生活が送れるようになりたい。と母親と共に、

改善が可能な治療院がないかとインターネットで検索。

 

 

自宅近くの当院のホームページにたどり着き、

患者さんの声や、症例記事を読み、ここなら何とかしてもらえるかもしれない。と

来院を決意。

頭蓋骨調整と内臓調整を繰り返し、2ヶ月17回の治療で改善

2月1日 1診目

患部は左右の側頭部

痛みは左右どちらかに発生し、時より後頭部にも発生する。

 

 

痛みは、

軽ければ、「ズキズキ」

酷い時は、「締め付けられる」痛みである。

 

 

問診を継続した所、

日頃から痛みの為、睡眠不足になっており、LEDライトが目に入ると

頭痛が起こる。との申告。

 

 

幸いにも、

院内のライトでは、起こらない。

 

 

その他、身体各部をチェック。

CSF(脳脊髄液)の循環と、内臓(特に肝臓に反応)が診られた。

その他、特筆すべき変化は診られない。

以上の事から「片頭痛」と判断。

 

 

患者から、

「受験まで1ヶ月を切っている事、これからの学校生活を考え、少しでも痛みが改善するのであれば、継続して治療をお願いしたい」と要望。

 

 

患者の状態から、

新学期までの2ヶ月で十分改善は可能である。

 

 

その為、患者には週2回の治療に来院するように指示し、

その後は様子をみながら、治療間隔をあけていく事に同意を得て、治療開始。

 

 

治療:

 

曲地・合谷に接触鍼、太谿に置鍼し、身体全体のエネルギー調整

内臓調整、腹膜調整、頭蓋骨調整、CSF(脳脊髄液)循環調整

2月6日 2診目

患者から

「少し頭痛が楽だったように感じる」と報告。

 

 

状態を確認。

 

肝臓の反応、CSF(脳脊髄液)の循環共に大きな変化はない。

ただし、脈状には変化が現れている。

 

 

その為、治療は同様に継続。

 

 

治療:

 

曲地・合谷に接触鍼、太谿に置鍼し、身体全体のエネルギー調整

内臓調整、腹膜調整、頭蓋骨調整、CSF(脳脊髄液)循環調整

2月12日 4診目

患者から

「朝起床時痛みはあるが、少しづつ痛みは落ち着いています」と報告。

 

 

状態を確認。

 

肝臓の反応、CSF(脳脊髄液)の循環共に初診時より改善。

引き続き、脈状にも良い変化が現れている。

 

 

治療:

 

曲地・合谷に接触鍼、太谿に置鍼し、身体全体のエネルギー調整

内臓調整、腹膜調整、頭蓋骨調整、CSF(脳脊髄液)循環調整

2月22日 7診目

患者から

「全体的に落ち着いているが、午前中の痛みは引き続き継続し、日によれば一日続きます」と報告。

 

 

状態を確認。

 

肝臓の反応、CSF(脳脊髄液)の循環共に順調に改善。

脈状も良い変化が現れている。

 

 

その為、患者には

同じ症状でも緩解している為、問題はない旨伝え、治療開始。

 

 

治療:

 

曲地・合谷に接触鍼、太谿に置鍼し、身体全体のエネルギー調整

内臓調整、腹膜調整、頭蓋骨調整、CSF(脳脊髄液)循環調整

3月1日 9診目

患者から

「10日後に控えた受験に向け、勉強が立て込み、今日は特に痛む」と報告。

 

 

状態を確認。

 

CSF(脳脊髄液)の循環に大きな変化はないが、

肝臓の反応、脈状に変化が診られる。

 

勉強が立て込んだため、一時的に変化していると判断。

患者には、問題なく改善する旨伝え、施術開始。

 

 

治療:

 

曲地・合谷に接触鍼、太谿に置鍼し、身体全体のエネルギー調整

内臓調整、腹膜調整、頭蓋骨調整、CSF(脳脊髄液)循環調整

3月8日 11診目

患者から

「今日は比較的調子が良いです」と報告。

 

 

状態を確認。

 

肝臓の反応も落ち着き、CSF(脳脊髄液)の循環も順調である。

 

 

治療:

 

曲地・合谷に接触鍼、太谿に置鍼し、身体全体のエネルギー調整

内臓調整、腹膜調整、頭蓋骨調整、CSF(脳脊髄液)循環調整

3月13日 12診目

患者から

「受験も無事終了しました」

「当日の朝も痛まなかったです」と報告。

 

 

状態を確認。

 

肝臓の反応、CSF(脳脊髄液)の循環共に、順調である。

患者に確認した所、頭痛の頻度・強さ共に改善しているとの事。

 

 

治療:

 

曲地・合谷に接触鍼、太谿に置鍼し、身体全体のエネルギー調整

内臓調整、腹膜調整、頭蓋骨調整、CSF(脳脊髄液)循環調整

3月19日 14診目

患者から、

「結果発表が近づいてきたり、入学準備でバタバタしたから、今日は朝から痛かった」と報告。

 

 

状態を確認。

 

以前にもあった様に、一時的な反応である。

問題ない為、同様に治療を継続。

 

 

治療:

 

曲地・合谷に接触鍼、太谿に置鍼し、身体全体のエネルギー調整

内臓調整、腹膜調整、頭蓋骨調整、CSF(脳脊髄液)循環調整

3月29日 17診目

患者から、

「無事合格し、安心しました」

「最近はこれまでになく順調です」と報告。

 

 

状態を確認。

 

患者から申告のあった通り、状態は良い。

 

 

治療:

 

曲地・合谷に接触鍼、太谿に置鍼し、身体全体のエネルギー調整

内臓調整、腹膜調整、頭蓋骨調整、CSF(脳脊髄液)循環調整

 

 

治療後、これまでで一番状態は良い。

4月から新生活が始まるので、これまで通り継続治療とし、

様子を見ながら治療間隔をあけていく事に、同意を得て17診目施術終了。

薬で症状を抑えるしかなかった偏頭痛が良くなりました!

Q1.どんな症状でお困りでしたか?

またお困りの症状を治すために、今までどのような治療を受けてこられましたか?

偏頭痛 薬で痛みを和らげていた。

 

Q2.鍼灸治療など、当院へ来院にあたって心配はなかったですか?

また心配はどうやって解消しましたか?

普通の病院と違うイメージがあり緊張していた。

先生も優しく、治療を受けているうちに解消された。

 

Q3.当院の施術を受けたときの印象・感想などを教えてください。

院内の雰囲気も良くて落ち着ける場所でした。

治療を受けたあとはスッキリとしました。

自分と同じ症状で悩んでいる人は、ぜひ一度訪れてほしいと思いました。

 

Q4.症状が改善した現在の想いをメッセージ下さい。担当が最高に喜びます!

痛くなる頻度も少なくなって、すごく嬉しかったです。

ありがとうございます!!

お名前:M・Yさん ご年齢:15歳 ご住所:奈良県生駒市 ご職業:中学生

※お客様の感想であり、効果効能を保障するものではありません。

「片頭痛」とは?

M・Yくん

痛む頻度も少なくなり、学校や受験に動き回れるようになって良かったです!

 

 

これからも、しっかり体調整えていきますから、

安心して、新しく始まる高校生活を楽しんでください(^^)

 

 

では、

「片頭痛」について述べていきます。

 

 

「頭痛」は、

「片頭痛」「群発頭痛」「緊張性頭痛」の3種類に分けられます。

 

 

その中でも、

M・Yくんは「片側の痛み」「ズキズキとした痛み」「光に敏感」といった症状が診られたため、「片頭痛」であると判断しました。

 

 

一般的な原因は

ストレス、食物、天候、睡眠、ホルモンバランス等様々あると言われています。

 

 

また、M・Yくんは「血管に神経が巻き付いている」と診断を受けました。

その事が、頭痛をより頻発させ、強い痛みを発生させていたと推察できました。

 

 

ですが、私は必ずしも「それが原因」ではないと考えています。

 

 

なぜなら、身体は常に元ある状態を維持・改善をしているからです。

つまり、痛みのない状態に治し、維持するという事です。

 

 

この身体の基本的な機能が上手く働かなくなった原因が

「内臓の疲労」「CSF(脳脊髄液)の循環不良」であり、結果として、

血管に神経が巻き付いている部位の負担が高まった事で、年々痛みが増し、学校を2ヵ月間休まなければいけなくなった。と推察しました。

 

 

おわかりいただけたでしょうか?

 

 

最後に、「片頭痛の治療法」についてお話していきます。

「片頭痛の治療法」

これまでの記述で、「片頭痛」を改善する為には、

「内臓の疲労除去」「CSF(脳脊髄液)の循環調整」の必要がある。とお伝えしました。

 

 

その為、まず全身の循環を整え、

内臓調整と腹膜調整を行い、それに並行して、

CSF(脳脊髄液)の循環調整と頭蓋骨調整を繰り返し丁寧に行いました。

 

 

そうする事で、

より全身の循環をスムーズに整え、身体の本来もっている

「回復・維持」機能を高めていきました。

 

 

その結果、

7年間継続し、学校を2ヶ月も休む事を余儀なくされた「片頭痛」が

2ヵ月17回の治療で改善する事ができました。

 

 

ただ、

全ての患者さんが、同様に改善していく訳ではありません。

どうしても、個人差がある。という事はご理解ください。

 

 

ですが、

「このまま学校にいけないのか?」「ずっと薬を飲み続けないといけないのか?」

そんな不安を抱えている方は、”希望”を持って、当院にご連絡ください。

 

 

M・Yくんの様に

助けてあげる事ができると思いますよ。

 

 

感謝

鍼灸王国