【 顔面痙攣(額・口・眉周囲)が4回の施術で改善 】 2週間、三叉神経領域に脈を打つような痙攣が起こっていたが、「天星十五脈診整法」で症状がセロに。

症例報告

Top Member 植田 康司

 

 

 

この記事は、生活環境の変化に伴い、顔面痙攣を発症するもわずか4回の治療で改善に至った経緯を記しています。

 

治療法を具体的に記しているので、最後まで読み進めてみてください。

2週間前、突如左顔面に痙攣を発症

「患者」

41歳 男性

「症状」

顔面痙攣(額・口・眉周囲)

「来院日」

2019年3月下旬

「来院経緯」

来院2週間前の3月中旬

患者は、自宅で子供を寝かしつけていた際、突如、左眉の上に脈打つような痙攣を覚える。

 

 

患者は、「疲れているのかな」とあまり気に留めず

その日はそのまま、就寝した。

 

 

翌日も痙攣は継続しており

眉上にとどまらず、額・口周囲にも脈打つような痙攣が現れた。

 

 

しかし、

気にはなっていたものの、「特段、体調が悪いわけではないしな」と

検査や治療に赴く事なく、2週間が経過。

 

 

その間、症状の変化はなく

額・口・眉上周囲に痙攣が継続していた。

 

 

それを見かねた家族が、

「患者自身が気にかけていた事」「その話を聞いて家族も治してほしい」という

気持ちを抱いていた事から、インターネットを利用し、治療可能な所はないかを検索。

 

 

自宅から、車で20分程の距離にある当院のホームページにたどり着く。

 

 

患者さんの声や、症状記事に目を通し、

家族からも「ここなら何とかしてもらえるんじゃない?」と

背中を押してもらった事もあり、来院を決意。

内臓調整、頸椎調整、CSF(脳脊髄液)の循環調整を繰り返し、4回の治療で改善

3月30日 1診目

患者は、

「左眉上~額、左口角の周囲に、前触れもなくぴくぴくと何度も痙攣が起こる」と訴えている。

前触れはなく突如痙攣が起こり、痛みはない。

 

 

問診を継続したところ、

普段から、強い肩こりを実感している事や3月に転勤の話があり、家庭事情から

断った事で気分的に重荷になった。との事。

 

 

患部及び身体の状態を確認。

 

 

頚部の緊張感が圧倒的に強く、肩部にかけての緊張感も強く診られた。

その他、特筆すべき現病歴、既往歴はない。

 

 

また、顔面の痺れや感覚障害、動きに左右差が無いことから

顔面神経麻痺の可能性を除去。

 

 

以上、問診・触診などの結果から

「CSF(脳脊髄液)循環不良による、顔面痙攣(三叉神経領域)」と判断。

 

 

患者の状態から、1ヵ月もあれば十分改善は可能である。

 

 

その為、患者には

初めの2週間は週2回来院するように指示し、同意を得て施術開始。

 

 

治療:

 

曲地・合谷に接触鍼、太谿に置鍼し、身体全体のエネルギー調整

頸椎調整、CSF(脳脊髄液)循環調整、内臓調整

4月3日 2診目

患者から、

「症状が出ない時間も出てきました」と報告。

 

 

状態を確認。

 

頚部及び肩部の緊張感は初診時に比べ減少しているが、継続。

 

症状の変化が出ている為、治療は継続する。

 

 

治療:

 

曲地・合谷に接触鍼、太谿に置鍼し、身体全体のエネルギー調整

頸椎調整、CSF(脳脊髄液)循環調整、内臓調整

4月8日 3診目

患者から

「前回治療後、劇的に改善し、ここ2日全く症状が出ていません」と報告。

 

 

状態を確認。

 

頚部及び肩部の緊張感は順調に減少。

引き続き継続する。

 

 

治療:

 

曲地・合谷に接触鍼、太谿に置鍼し、身体全体のエネルギー調整

頸椎調整、CSF(脳脊髄液)循環調整、内臓調整

4月13日 4診目

患者から

「前回から5日間全く症状が出ませんでした」と報告。

 

 

状態を確認。

 

これまでの治療で、

頚部及び肩部の緊張感は順調に減少。

 

症状も大きく改善し、順調である。

 

 

治療:

 

曲地・合谷に接触鍼、太谿に置鍼し、身体全体のエネルギー調整

頸椎調整、CSF(脳脊髄液)循環調整、内臓調整

 

 

治療後、

初診の診立てより、かなりスムーズに改善している。

 

その為、次回は1週間の間隔をとり

状態を診ながら、治療間隔を開けていく事に同意を得て、施術終了。

顔の痙攣がこんなに早く良くなるなんて驚きです

Q1.どんな症状でお困りでしたか?

またお困りの症状を治すために、今までどのような治療を受けてこられましたか?

顔の痙攣

治療はなし

 

Q2.鍼灸治療など、当院へ来院にあたって心配はなかったですか?

また心配はどうやって解消しましたか?

嫁の強い勧め

 

Q3.当院の施術を受けたときの印象・感想などを教えてください。

気持ちいい

効いている実感がする

楽になる

 

Q4.症状が改善した現在の想いをメッセージ下さい。担当が最高に喜びます!

驚きと納得

 

お名前:K・Sさん ご年齢:41歳 ご住所:奈良県生駒郡平群町 ご職業:会社員

※お客様の感想であり、効果効能を保障するものではありません。

「顔面痙攣とその原因」

K・Sさん

気になっていた、痙攣がすっきり改善して良かったですね!

 

 

引き続き、良い状態をキープして、仕事に集中できるようにしていきましょう!

 

 

それでは、

「顔面痙攣とその原因」についてお話していきます。

 

 

痙攣とは、自分の意思とは関係なく、

不随意に体の一部が、「ひくひく」「ぴくぴく」と収縮する事をいい、

あなたも一度は経験した事のある、「こむら返り」もこれにあたります。

 

 

痙攣には「こむら返り」の様な局所性と

全身性とに大別でき、全身性痙攣には注意が必要です。

 

 

痙攣の一般的な原因として

過度の疲労、睡眠不足や眼精疲労、高熱や諸疾患(脳疾患、職業性ジストニア、てんかん等)があげられています。

 

 

今回のK・Sさんは上記の様な、基礎疾患はなく、

顔面局所に症状が現れ、四肢や関節に症状は出ていなかった事から、局所性の痙攣と推察しました。

 

 

そして、K・Sさんは

一般的な原因にも挙げられている、度重なる疲労から長年、肩こりを自覚。

 

 

その積み重ねが、頚部~肩部にかけての著しい緊張感に繋がり、

職場環境の変化と家庭事情による心労が重なり、本来の「治癒力」や「免疫力」が低下。

 

 

結果として、

CSF(脳脊髄液)の循環不良を引き起こし、局所性痙攣を発症したと考えられます。

 

 

おわかりいただけたでしょうか?

この様にして、身体の内部から徐々に変化が現れ、何かの出来事がきっかけで、「発症」するのです。

 

 

では、最後に

「顔面痙攣の治療法」についてお話していきます。

「顔面痙攣の治療法」

これまでお話した様に、

K・Sさんの「顔面痙攣」を引き起こしたのは、

度重なる、疲労とそれによる過緊張が元で、「治癒力」「免疫力」が低下し、

結果として、「CSF(脳脊髄液)」の循環不良を引き起こした事が原因であるとお伝えしました。

 

 

本来、身体は

「改善」「回復」「維持」といった機能を有していますが、

この機能が発揮されない事で、突如症状として現れたと言えると考えています。

 

 

そして、この本来有している機能を改善する為には

これまでお伝えしてきた、疲労の除去とCSF(脳脊髄液)の循環不良を改善する必要があります。

 

 

まず、全身の循環を整えつつ

頚部の「疲労の除去」を目的に頸椎調整を行いました。

 

 

そうすることで、肩部にまで至る緊張感を取り除き、

更に、CSF(脳脊髄液)の循環不良の改善を行う為、頭蓋骨の何度も何度も行います。

 

 

それに加え、内臓調整を繰り返し行う事で、

全身の循環並びに、頚部~肩部にかけての循環改善を推し進めました。

 

 

その結果、

「顔面痙攣」という不快な症状を4回の治療で改善する事ができました。

 

 

ただし、

全ての患者さんが、今回のK・Sさんの様に改善する訳ではありません。

 

 

ですが、諦める必要はありません。

その様な方にこそ、しっかり改善して頂き、元気に生活を送って頂きたいと考えています。

 

 

感謝

鍼灸王国