【 顎関節症 】 33歳主婦 歯科・口腔外科でも改善しなかった症状が 1ヵ月9回の治療で消失した事例

症例報告

Top Member 植田 康司

 

 

この記事は、来院1週間前に顎関節症を発症。

マウスピースを使用するも改善が見られなかった症状が完治に至る経緯を記しています。

 

 

顎関節症の原因と治療法を具体的に記しているので最後まで読み進めてみてください。

3週間前に発症し、1週間前に悪化した「顎関節症」

「患者」

33歳 女性

「症状」

顎関節症

「来院日」

2019年2月上旬

「来院経緯」

来院3週間前に口の開けにくさを覚える。

患者は、「なんやろう?」と不思議に思いつつ、様子をみた。

 

 

それから数日、

依然、口の開けにくさが継続していたため、不安になった患者は「歯医者」「口腔外科」と医療機関を受診。

 

 

共に「顎関節症」と診断を受け、

マウスピースを作成し、就寝時着用するように伝えられた。

 

 

その後、

マウスピースが届くまでの期間、患者はこれまでと同様に生活を続けていたが、

日増しに口の開けにくさは改善され、何事もなかったかのように、口を開ける事が出来るようになる。

 

 

しかし、それから10日が経過した頃、再び口の開けにくさと痛みを覚え、

「歯科」「口腔外科」を受診。

 

 

共に、

マウスピースの着用を勧められ、「これまでと何か違った事があれば受診するように」とだけ伝えられた。

 

 

その後、1週間マウスピースを着用し、改善を図ったが

一向に変化がない状態に「ずっとこのまま?」と不安を覚えた患者は、治せる所はないだろうか?とインターネットで検索。

 

 

当院のホームページにたどり着き、

「患者さんの声」や「Googleの口コミ」等を読み、来院を決意。

マウスピースで改善が見られなかった症状が、1ヵ月9回の治療で改善

2月2日 1診目

患部は右の顎関節。

開口時、「ひっかかり」と最大開口時に「バキッ」とした音と共に、痛みが出現。

 

 

その他、

話していると右耳の下部に重だるさを感じる。との事。

 

 

問診を継続した所、

日頃から食いしばりを実感しており、顎の重だるさを感じると

左首の痛みを覚える。と申告。

 

 

その他、身体各部をチェック。

肝臓の反応は診られたが、他に特筆すべき変化は診られない。

以上の事から「顎関節症」と判断。

 

 

患者の状態から、

おおよそ、1ヵ月あれば改善は可能と判断。

 

 

その為、1ヵ月間は

週2回の治療に来院するように指示し、その後は様子をみながら

治療間隔をあけていく事に同意を得て、治療開始。

 

 

治療:

 

曲地・合谷に接触鍼、太谿に置鍼し、身体全体のエネルギー調整

内臓調整、頸椎調整、頭蓋骨調整

2月6日 2診目

患者から

「少しひっかかり感が落ち着いたように感じます」と報告。

 

 

状態を確認。

 

肝臓の反応、顎関節の動き共に、改善の兆しが診られる。

患者には、その旨伝え治療開始。

 

 

治療:

 

曲地・合谷に接触鍼、太谿に置鍼し、身体全体のエネルギー調整

内臓調整、頸椎調整、頭蓋骨調整

2月12日 4診目

患者から

「ひっかかり感が随分落ち着いて、スムーズに動くようになってきました」と報告。

 

 

状態を確認。

 

肝臓の反応は大きく改善。

顎関節の動きも、順調に改善してきている。

 

 

治療:

 

曲地・合谷に接触鍼、太谿に置鍼し、身体全体のエネルギー調整

内臓調整、頸椎調整、頭蓋骨調整

2月19日 6診目

患者から

「起床時、動かしにくさはあるが、時間の経過と共に落ち着いていきます」

「まだ、若干耳の下の重だるさが残る」と報告。

 

 

状態を確認。

 

起床時の動かしにくさや、耳下部の重だるさは、

食いしばりの習慣があった事で左右の筋緊張の違いや、日々の使い方の違いが関係している。

 

だが、この点に関しては順次改善されてくるため、問題はない。

患者にはその旨伝え、治療開始。

 

 

治療:

 

曲地・合谷に接触鍼、太谿に置鍼し、身体全体のエネルギー調整

内臓調整、頸椎調整、頭蓋骨調整

2月23日 7診目

患者から

「前回伝えた、起床時の動かしにくさや耳下の重だるさは日によるが、和らいできています」と報告。

 

 

状態を確認。

 

顎関節の動き、耳下部の緊張感は

前回に比べ改善傾向であり、引き続き治療を継続すれば、問題なく改善する。

 

 

治療:

 

曲地・合谷に接触鍼、太谿に置鍼し、身体全体のエネルギー調整

内臓調整、頸椎調整、頭蓋骨調整

3月2日 9診目

患者から

「前回から、全く気にならない日も出てきました」と報告。

 

 

状態を確認。

 

顎関節の動きは、

スムーズに改善し、口もしっかり開けられる状態である。

 

顎関節周囲の筋緊張のみ若干の左右差が認められた。

 

 

治療:

 

曲地・合谷に接触鍼、太谿に置鍼し、身体全体のエネルギー調整

内臓調整、頸椎調整、頭蓋骨調整

 

 

治療後、状態は非常に良い。

集中治療は一旦終了とし、次回から様子を見ながら、

週1回、2週に1回と間隔をとりながらの継続治療とする。

 

 

患者にも同意を得て、9診目施術終了。

顎関節症で歯科や口腔外科ではこれといった治療がなく不安でしたが、口がスムーズに開くようになり一気に解消されました。

Q1.どんな症状でお困りでしたか?

またお困りの症状を治すために、今までどのような治療を受けてこられましたか?

顎関節症

歯科・口腔外科に行ってもマウスピースだけで、これといった治療はありませんでした。

 

Q2.鍼灸治療など、当院へ来院にあたって心配はなかったですか?

また心配はどうやって解消しましたか?

鍼灸治療は初めてで少し不安はありましたが、行く前にたくさんの口コミを見て期待することができました。

実際は、痛みもほとんどなく、先生も優しくて色々教えてくださり、不安は全くなくなりました。

本当に口コミ通りでした!!!

 

Q3.当院の施術を受けたときの印象・感想などを教えてください。

施術はビックリするほどソフトで痛みがなく、3回目ぐらいから確実に良くなってきたと実感出来ました。

他の症状も治療していただき、本当に安心して通えます!!!

 

Q4.症状が改善した現在の想いをメッセージ下さい。担当が最高に喜びます!

口が開けにくかった時は、本当に治るのか不安で、自分でネットで色々調べて見てもどんどん不安が募るばかりでしたが、先生に施術をしてもらうようになり、一気に不安が解消され、うそのように口がスムーズに開くようになりました。

今後も何かあれば鍼灸王国に行けば何とかしてもらえるという安心感があります。

他の治療院などで迷うなら、ここに来たら絶対間違いないです!!

お名前:S・Mさん ご年齢:33歳 ご住所:奈良県生駒市 ご職業:主婦

※お客様の感想であり、効果効能を保障するものではありません。

「顎関節症」とは?

S・Mさん

痛みなく、スムーズに口を開ける事が出来るようになって良かったですね!

 

 

このままなのか。と不安だったと思いますが、

これからは、気兼ねなく食事にお話に楽しんでくださいね(^^)

 

 

では、

「顎関節症」について述べていきます。

 

 

「顎関節症」とは、

顎関節周囲で起こる、咀嚼筋の痛み、関節雑音、開口障害等の症状の

総括的診断名とされています。

 

 

「顎関節症」は

全5型に細分化され、一般的に外傷、ストレス、噛み合わせ、食いしばり等が原因として挙げられます。

 

 

また、治療は

薬物療法、理学療法、スプリント療法(マウスピース)等が一般的に選択されています。

 

 

今回のS・Mさんも

マウスピースによる、筋緊張の緩和を目的を主に治療を行っていらっしゃいました。

 

 

ですが、

顎関節症の周囲は、細かく小さい関節が多く

「筋緊張」に左右されやすいといった特徴があります。

 

 

その為、度重なる

「食いしばり」や「ストレス」により、「筋緊張の増大」が

周囲の関節の動きに多大な影響を与え、結果として、「顎関節症」を発症する。と考えています。

 

 

ですので、マウスピースだけでは、

「顎関節」をはじめ、周囲の関節を正しい位置に戻す事が難しいく、

一度崩れた動きを改善するには、「筋肉」だけでなく、「関節」の動きさえも、改善させていく必要があるといえるでしょう。

 

 

おわかりいただけたでしょうか?

このようにして、「顎関節症」は引き起こされるのです。

「顎関節症の治療法」

これまでの記述で、「顎関節症」を改善する為には、

「筋緊張」のみなず、「顎関節」を含めた、「周囲の関節」もあるべき正しい状態にしていく必要がある。とお伝えしました。

 

 

その為、

「顎関節の動きに関与する筋緊張の緩和」

「顎関節及び、頭蓋骨の調整」

 

「治癒力」「免疫力」を本来の状態にまで向上させるための

「内臓調整・全身の血液循環」の3点を軸に、「頸椎の調整」等を加え

治療を行いました。

 

 

その結果、

本当に治るのか?不安に不安が募った「顎関節症」が

1ヵ月9回の治療で改善する事ができました。

 

 

また、S・Mさんは

「顎関節」の動きに関係する、全身症状が全くといっていいほど

診られませんでした。

 

そういった事も、早期の改善に寄与したと考えられます。

 

 

ただ、

全ての患者さんが、同様に改善していく訳ではありません。

どうしても、個人差がある。という事はご理解ください。

 

 

ですが、

「いつになったら治るのか?」「このまま改善しないのか?」

そんな不安を抱えている方は、”希望”を持って、当院にご連絡ください。

 

 

S・Mさんの様に

助けてあげる事ができると思いますよ。

 

 

感謝

症状について詳しくはこちら

顎関節症

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