【急性腰痛】 歩行困難にまで悪化した症状が、6回の治療で完治した事例

症例報告

Top Member 植田 康司

 

 

この記事は、来院1ヵ月前に腰痛を発症し、2.週間後、急激に悪化。

その後、杖なしでは歩けなくなった症状が、完治に至る経緯を記しています。

 

 

なぜ、急激に悪化したのか?

急激な悪化の原因と、治療法を具体的に記しているので

最後まで読み進めてみてください。

「ストレッチ・テニスボールマッサージで症状が悪化」

「患者」

52歳 女性

「症状」

急性腰痛

「来院日」

2018年11月上旬

「来院経緯」

発症は2週間前。

何気ない、日常生活動作で痛みを感じるようになる。

 

 

過去に腰痛で入院したことがあり、

それ以降何度も、痛む事があった為、「疲れているのかなぁ」と判断し、様子を見ながら日々生活していた。

 

 

しかし、2週間が過ぎた11月中旬。

立ち座りの動作での痛みが、腹筋・背筋に響く痛みに変化してきた為、

患者は、「何か自分で出来る事はないだろうか」と、インターネットで検索。

 

 

複数のサイトを調べた所、

「テニスボールマッサージ」や「ストレッチ」が腰痛に効果がある。と紹介されていた

為、早速始める事に。

 

 

時折痛みを強く感じながらも、「この痛みは効いているからだ」と

中断する事無く、自己判断で継続した。

 

 

しかし、翌日の来院当日の朝、

起床時に激痛が走り、身体を起こす事は疎か、寝返りもできなくなり、寝たきりの状態となる。

 

 

患者は、

あまりの痛みに不安を覚え、「治してくれる所はないだろうか」とインターネットで検索。

 

 

当院のホームページにたどり着き、

”患者さんの声”を読み、「ここなら治してもらえる。行ってみよう」と来院を決意。

歩行困難にまで急激に悪化した腰痛が6回の治療で消失

11月10日 1診目

まず、

座っている事も儘ならない状態の為、側臥位で問診や状態の確認を行う。

 

 

患部は、腰部中央~左右の両臀部にかけて扇状に広がり広範囲に及ぶ。

 

 

痛みも患部と同様にかけて表れており、

一度ベッドに横になると、寝返りも出来ない状態である。

ただし、患部に熱感や腫脹は表れていない。

 

 

続いて、患部以外の身体の状態をチェック。

 

 

臀部の緊張感、骨盤の歪み(左右比較)を認め、腹部の緊張が著しい状態である事を確認。

 

 

問診を継続した所、

昨日、「テニスボールでマッサージを行い、その後お風呂でじっくり身体を温めた所、今日の朝、痛みで全く動けなくなった」との事。

 

 

以上の事から、「急性腰痛」と判断。

「急性腰痛」は治療間隔を詰めれば詰めれるほど改善が早い。

 

 

特に患者は、悪化した当日に来院できた事から、

2週あれば症状の改善は可能である。

 

 

患者にはその旨伝え、

1週目は3回。2週目は2回の治療に同意を得て、施術開始。

 

 

治療:

 

曲地・合谷に接触鍼、太谿に置鍼し、身体全体のエネルギー調整

腹膜・腹部深層筋調整、骨盤調整、下肢アライメント調整

11月12日 2診目

患者から

「前回治療後、寝返りも出来、起床時の痛みも随分楽になりました」と報告。

 

 

状態を確認。

 

臀部の緊張感、骨盤の歪み(左右比較)、腹部の緊張感共に減少。

 

 

治療:

 

曲地・合谷に接触鍼、太谿に置鍼し、身体全体のエネルギー調整

腹膜・腹部深層筋調整、骨盤調整、下肢アライメント調整

11月16日 4診目

患者から

「軒先を掃除して、今日は痛みます」と報告。

 

 

状態を確認。

 

 

臀部の緊張感、骨盤の歪み(左右比較)、に変化はないが、

腹部の緊張感は若干強まっている。

 

前傾姿勢で

作業を続けた結果、過度に負担が掛かったものと考えられる。

 

 

治療:

 

曲地・合谷に接触鍼、太谿に置鍼し、身体全体のエネルギー調整

腹膜・腹部深層筋調整、骨盤調整、下肢アライメント調整

11月21日 5診目

患者から

「前回後、かなりスムーズに動けています」と報告。

 

 

状態を確認。

 

臀部の緊張感、骨盤の歪み(左右比較)、腹部の緊張感共に大きく減少。

 

 

治療:

 

曲地・合谷に接触鍼、太谿に置鍼し、身体全体のエネルギー調整

腹膜・腹部深層筋調整、骨盤調整、下肢アライメント調整

11月24日 6診目

患者から

「痛みも全くなく、快適です」と報告。

 

 

状態を確認。

 

臀部の緊張感、骨盤の歪み(左右比較)、腹部の緊張感共に改善。

 

 

 

治療:

 

曲地・合谷に接触鍼、太谿に置鍼し、身体全体のエネルギー調整

腹膜・腹部深層筋調整、骨盤調整、下肢アライメント調整

 

 

治療後、症状も改善し状態は良い。

集中治療は一旦終了とし、段階を重ねながら

1ヵ月に1回のメンテナンスに移行していく旨伝え、施術終了。

歩行も困難になる程急激に悪化した腰痛がわずか2週間で良くなりました。

Q1.どんな症状でお困りでしたか?

またお困りの症状を治すために、今までどのような治療を受けてこられましたか?

 

腰痛 急激な悪化の症状に困りました。

なんとなく痛いから2週間程度で立ち上がるとき、響くような痛みに変化。

腹筋や背筋がこわばってきたため、自分で腰のマッサージやお風呂で身体を温めて改善を試みたところ、翌日に急激に悪化。

起床時に自分で立てない状況になり、歩行も困難に。

ベッドの中でwebで治療院を検索し、丁寧なHPを掲載されていた、鍼灸王国を見つけ問い合わせしてみました。

 

Q2.鍼灸治療など、当院へ来院にあたって心配はなかったですか?

また心配はどうやって解消しましたか?

 

「痛みが早く改善できるのかどうか?」という心配は、痛みが大きかった分不安だったのですが、鍼灸王国のHPを拝見して、整形外科や何軒か診ていただいても治らなかった方を治してこられた実績をきちんと掲載されていたことで、すっかりなくなり「きっと治していただける」と期待の方が大きかったです。

また施術いただける先生や治療院の写真をみてわかっていることも、「初めてだけど行ってみよう!」と思える安心材料になったと感じています。

 

Q3.当院の施術を受けたときの印象・感想などを教えてください。

 

痛みでひどい状況メールでお知らせしていたので、お願いした当日に予約を受けていただけました。

迅速にLINEでご連絡いただけたのも助かりました。

当日はひとりでベッドから起き上がれない、歩行も普通には出来ない状態でほぼ家では寝たきりでした。

行きは治療にうかがうために、痛みで歩くのも両手の杖を頼ってなんとか・・・という状態でしたが、その日の1回の施術で、帰りは杖無しで歩けるほどの効果がありました。

その後2週間で5回ほどの治療で、みるみる痛みが少なくなっていきました。

 

Q4.症状が改善した現在の想いをメッセージ下さい。担当が最高に喜びます!

 

私の担当は、植田先生でした。

笑顔がとても優しく、治療中もリラックスできるように会話してくださり、毎回安心して治療を受けることができました。

治療を開始するときも、治ったらやりたいことを聞いてくださっていて、治療中にも励ましてくださったり、話を聞いてくださったりしていただけたので、施術に加えて治るための応援が心にも身体にもとても大きく作用しているのではないかと思います。

植田先生は、身体の痛みを取ってくださる技術もモチロンですが、そのために大切な心をリラックスさせる技術がとても大きいと感じます。

本当に早く痛みが取れてとても嬉しいです。

本当にありがとうございました。

 

お名前:A・Kさん ご年齢:52歳 ご住所:奈良県生駒市 ご職業:自営業

※お客様の感想であり、効果効能を保障するものではありません。

「急性腰痛」を起こす原因とは?

A・Kさん

来院当初は、動作一つ一つに苦痛の表情でしたが、

見る見る回復されて嬉しかったです!

 

 

私の指示通りに通院もして頂いたからこそ

この短期間で症状が消失し、元気になって頂けました。

 

 

これからは、

趣味の山登りを楽しんで下さいね(^^)

 

 

では

「急性腰痛」を起こす原因についてお話していきます。

 

 

「急性腰痛」とは

いわゆる「ギックリ腰」と言われている症状といえるでしょう。

上記の写真のように

「椎間関節」といわれる部位で炎症を起こし発症すると言われています。

 

 

一般的に

 

・重たいものを急に持ち上げた。

・長時間の同一姿勢や無理な体勢。

 

等が原因とされています。

 

 

しかし、本当の原因は

「長年の身体の使い方によるクセ」と

「本来身体が有している治癒力が発揮されない」

 

この2つであると考えています。

 

 

「急性腰痛」とは、

「急性に発生した腰痛」を指し、「原因が急性」という訳ではないのです。

 

 

つまり、先程お伝えした、2つの原因が複雑に絡み合い発症します。

 

 

A・Kさんの場合、年に数回登山を行い

キャンプで1日寝泊まりしてから下山する。という本格的なものでした。

 

 

時に3,000メートル級の山々にも挑戦してこられていたようです。

 

 

また、

木材を使い、生活家具を作成するお仕事を長年続けておられました。

 

 

つまり、長年の山登りによる疲労の蓄積から、

少しづつ「回復力」や「治癒力」の働く環境に綻びが生まれ、

木材を運び、加工・組み立て等の一連の作業による身体の偏った使い方が

”クセ”となり、長年の月日を掛け、積み木が崩れる寸前の様な状態にまで至ったと考えられます。

 

 

そして、A・Kさんの場合、

最終の引き金となったのが、「テニスボールマッサージ」であると推察されます。

 

 

これが、「急性腰痛」が起こる原因です。

お分かり頂けたでしょうか?

 

 

最後に、

「急性腰痛の治療法」について記述していきます。

「急性腰痛の治療法」

これまでの記述で、

「急性腰痛」の原因は2つ。

 

 

「長年の身体の使い方によるクセ」と

「本来身体が有している治癒力が発揮されない」であるとお伝えしました。

 

 

そして、A・Kさんの発症の引き金となったのは

「テニスボールマッサージ」と判断しました。

 

 

この「テニスボールマッサージ」は

臀部の筋肉を緩める事を目的に行っていらっしゃる方が多いと経験上感じます。

実際、A・Kさんもそれを目的に痛いながらも行ったそうです。

 

 

しかし、

「長年の身体の使い方によるクセ」と

「本来身体が有している治癒力が発揮されない」事で、A・Kさんは

腹部及び、臀部に長期間持続的に負担を強いられていました。

 

 

つまり、

辛うじて持ちこたえていた砦を「テニスボールマッサージ」の強刺激で

崩してしまったのです。

 

 

一度崩れると、止め様がなく

「寝返りがうてない」「起き上がれない」といった状況に陥ります。

 

 

この状況を改善出来るのは、たった一つ。

「再度正確に積み上げる」事のみです。

 

 

全身の循環を整え、

「治癒力」を発揮できる状態にするため、

骨盤調整と腹膜・腹部深層筋調整を行いました。

 

 

また、長年の「クセ」を改善するために、

下肢全体のアライメント調整を行いました。

 

 

以上の3点を徹底的に行った結果、

歩行困難にまで急激に悪化した腰痛を6回の治療で解消する事ができました。

 

 

最後に、

「歩行困難」「寝返りが打てない」

そんな不安を抱えている方は、”希望”を持って、当院にご連絡ください。

 

 

A・Kさんの様に

助けてあげる事ができると思いますよ。

 

 

感謝

症状について詳しくはこちら

腰痛

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