病院で原因不明と言われなすすべもなかった舌の痛み・違和感が消失した完治事例

症例報告

Top Member多井一貴

 

この記事は、

現代医学的には良くわからないと言われている症状が良くなるまでの過程を記しています。

つらい状態で不快な思いをされてお困りの方は是非ご覧ください。

 

舌に痛み・違和感が起こる原因はなにか?

根本治療とはどういうことなのか?

舌に痛み・違和感が良くなっていく過程も詳しく記しているのでご覧ください。

舌に痛み・違和感が出て、口の中が常に気になるようになった経緯

「患者」

40代・女性・主婦・奈良県奈良市在住

「症状」

舌の痛み・違和感

「来院日」

H31年3月

「来院経緯」

患者は、

1ヵ月ほど前から舌の痛みと違和感を覚えた。

 

それから口の中が常に気になるようになり、

顎にも痛みと違和感を覚えるようになった。

 

さらに特に右の頬をしょっちゅう噛んでしまうようになり、

口内炎ができてしまい、

余計に口の中の違和感が強くなってしまった。

 

1週間もすれば勝手に良くなるだろうと考え、

そのまま過ごしてみるも、

症状が変わるはなかった。

 

「このままほっておいてもしょうがない。」と感じた患者は、

近所の口腔外科で受診する。

 

その際医師からは、

「特に異常は見られず問題ない。もしかしたら舌痛症かもしれない。」と言われたが、

特に治療や投薬もなく、

様子を見るように指示され帰宅する。

 

その後、

かかりつけの病院で再度受診するも、

特に異常は発見されず、

医師からは「更年期症状かもしれない。」と言われるが、

ここでも特に治療や投薬もなく帰宅することとなる。

 

患者はこの時、

「もうこのままずっとこの症状と付き合っていくしかないのか。」とあきらめかけていた。

 

そんな時に、

何気なくパソコンで調べ物をしていたところ、

たまたま当院のHPにたどり着き、

以前通っていたことを思い出して、

「一度ダメもとでもいいから診てもらおう。」と考え、

受診することを決意。

1回目の施術で明らかに身体が楽になり、15回の施術で口の中を気にしなくて良くなった施術法と道のり

1診目

患者は、

舌の痛み・違和感を訴えている。

 

さらに顎の痛み・違和感もあり、

口の中をよく噛んでしまうことで口内炎が多数あり、

常に口の中が気になっており、

物を食べる際や喋る際に不快な感じがある。

 

さらに口の中を気にしているうちに顎にも痛み・違和感が出てきている。

 

口の中に痛み・違和感があることで、

食欲不振に陥っており、

食べられるが食べたいと思わないという状態である。

 

また喋る際も、

口の中の痛み・違和感から、

言葉を発しにくくなっており、

会話をするのも嫌になっている。

 

問診の中から、

息子が中学校に入学してから、

寝る時間が遅くなり、

さらに朝起きる時間は早くなり、

生活のリズムが大きく変化したことからか、

身体全体のけだるさがあることもわかった。

 

発症前と同じように普通に物を食べて、

普通におしゃべりが出来るようになりたいというのが、

患者の要望である。

 

患者との会話の中で、

口の中が気になる様子が見受けられ、

しきりに口の中を下で探っているような動作が見られている。

 

顔色も悪く、

呼吸の浅い感じも見受けられる。

 

患者にはこれまでの経験上、

「施術を行うことで口の中の痛み・違和感はなくなり、今までのように食べられるし、喋られるようにもなるので大丈夫。」に伝え、施術開始。

 

治療:

合谷・曲池に接触鍼、太谿・百会に置鍼することにより身体全体の気の流れを調整。

背部兪穴に台座灸をすることにより内臓調整。

女性ホルモン調整、横隔膜調整、クラニアル調整。

 

治療中から呼吸が深くなっていることが見て取れ、

患者自身も、

「明らかに身体が楽になった。口の中の感じがここ最近の感じと違いマシになった。」

とのこと。

 

次回は3日以内に来院するように伝え、1診目施術終了。

2診目

前回から翌日の来院。

 

患者から

「ずいぶんと身体が楽になっている。口の中の痛みや違和感はまだあるが、少し変化があったので精神的に楽になっている」

と報告。

 

治療:

合谷・曲池に接触鍼、太谿・百会に置鍼することにより身体全体の気の流れを調整。

背部兪穴に台座灸をすることにより内臓調整。

女性ホルモン調整、横隔膜調整、クラニアル調整。

 

次回は3日以内に来院するように伝え、2診目施術終了。

3診目

前回から2日後の来院。

 

患者から

「舌の痛みを感じる時間が明らかに減っている。常にあったものが半分の時間ぐらいになっている。」

と報告。

 

治療:

合谷・曲池に接触鍼、太谿・百会に置鍼することにより身体全体の気の流れを調整。

背部兪穴に台座灸をすることにより内臓調整。

女性ホルモン調整、横隔膜調整、クラニアル調整。

 

次回は5日以内に来院するように伝え、3診目施術終了。

 

4診目

前回から5日後の来院。

 

患者から

「舌の痛みはたまに感じる程度で、ずいぶん楽。違和感はまだあり、口の中が気になるが口の中を噛んでしまうことがなくなっている。」

と報告。

 

治療:

合谷・曲池に接触鍼、太谿・百会に置鍼することにより身体全体の気の流れを調整。

背部兪穴に台座灸をすることにより内臓調整。

女性ホルモン調整、クラニアル調整、前頚部調整。

 

次回は5日以内に来院するように伝え、4診目施術終了。

 

5診目

前回から4日後の来院。

 

患者から

「舌の痛みはもうほとんどない。違和感も少なくて、久々に口内炎がない状態になっている。」

と報告と要望。

 

治療:

合谷・曲池に接触鍼、太谿・百会に置鍼することにより身体全体の気の流れを調整。

背部兪穴に台座灸をすることにより内臓調整。

女性ホルモン調整、クラニアル調整、前頚部調整。

 

次回は5日後に来院するよう伝え、5診目施術終了。

6診目

前回から3日後の来院。

 

患者から

「舌の痛みはもうほとんどない。違和感も少なくて、久々に口内炎がない状態になっている。」

と報告。

 

治療:

合谷・曲池に接触鍼、太谿・百会に置鍼することにより身体全体の気の流れを調整。

背部兪穴に台座灸をすることにより内臓調整。

女性ホルモン調整、クラニアル調整、前頚部調整。

 

次回は5日後に来院するよう伝え、6診目施術終了。

10診目

前回から1週間後の来院。

 

患者から

「舌の痛みはもう全く感じることはなかった。違和感もたまにある程度で気にならない時間がほとんどになっている。身体全体が軽くて楽になっている」

と報告。

 

治療:

合谷・曲池に接触鍼、太谿・百会に置鍼することにより身体全体の気の流れを調整。

背部兪穴に台座灸をすることにより内臓調整。

女性ホルモン調整、クラニアル調整、前頚部調整。

 

次回は7日後に来院するよう伝え、10診目施術終了。

 

14診目

前回から10日後の来院。

 

患者から

「口の中の症状はもう全く気にならなくなった。あとはこれから体調良く生活していくための身体にしてほしい。」

と報告と要望。

 

治療:

合谷・曲池に接触鍼、太谿・百会に置鍼することにより身体全体の気の流れを調整。

背部兪穴に台座灸をすることにより内臓調整。

女性ホルモン調整、クラニアル調整、前頚部調整。

 

今後は身体全体の状態をさらに良くしていくための施術をおこない、

メンテナンス期に移行する旨を伝え、施術終了。

更年期にある症状と言われた舌の痛みと違和感が徐々に楽になり改善しました

Q1.どんな症状でお困りでしたか?

またお困りの症状を治すために、今までどのような治療を受けてこられましたか?

舌の痛みと違和感があった。

歯医者に行っても特に問題なしと言われる。

更年期になるとよくある症状と言われるが治療は特になかった。

 

Q2.鍼灸治療など、当院へ来院にあたって心配はなかったですか?

また心配はどうやって解消しましたか?

以前も通った事があったので、特に心配することはなかった。

 

Q3.当院の施術を受けたときの印象・感想などを教えてください。

痛みなどほとんどなく、安心して施術を受けることが出来る。

 

Q4.症状が改善した現在の想いをメッセージ下さい。担当が最高に喜びます!

違和感が取れるまでは、それなりに回数はかかりますが、1回目から呼吸が楽になったりと、色々な症状が少しずつ改善していきます。

どんな症状でもあきらめず通うことできっと良くなると思います。

お名前:Tさん ご年齢:40代 ご住所:奈良県奈良市 ご職業:主婦

※お客様の感想であり、効果効能を保障するものではありません。

舌の痛み・違和感の原因・治療方法

今回の患者さんであるTさんは、

舌の痛み・違和感を主訴として来院されました。

 

どこに行っても良くわからないと言われ、

特に治療もされることがなく、

改善する気配すらなかったため、

精神的にもとてもお辛い状態でした。

 

それが今では何も気にすることなく生活出来るようになりました!

 

本当に良かったですね、Kさん。

これからもしっかりと体調管理をし、

元気に楽しく生活をするお手伝いをさせていただきますね!

 

 

それでは今回の症例の考察に入ります。

 

今回のケースの場合、

いくつかの原因で舌の痛み。違和感が出たと考えています。

 

まず根本的な大きな原因の1つとして、

身体自身の治す力が著しく低下してしまっていたことが挙げられます。

 

身体自身の治す力が低下してしまっていると、

何かしらの症状が出てきてしまった際に、

症状が出たら出っ放しということになってしまいます。

 

その状態に陥ってしまっている中で、

ホルモンバランスが崩れてしまい、

生活環境が大きく変わってしまった事で、

自律神経にも影響を及ぼし、

今回は舌に症状が出てしまったと考えられます。

 

さらに舌に症状が出たことで、

食欲もなくなりまともにご飯を食べられない状況になり、

さらに悪循環に陥るという状態になってしまっていました。

 

今回のTさんのケースでは、

1回目から症状に変化が出て良い方向に向かいましたが、

人によって楽になっていく形は違いますので、

実際に診させていただかないとわかりかねますが、

初診時にしっかりとお話をさせて頂きています。

 

ではどういった治療を施すのか説明していきます。

 

 

 

 

まずは当院の施術にとって欠かせない「身体全体の気の流れを整える」ということ。

それに加えて大きく3つの施術を行っています。

 

まず一つ目は、ホルモンのバランスを整えました。

脈診を行ったところ、

Tさんの場合、

ホルモンバランスが崩れており、

そこからの不調が出ていることがわかりました。

 

ですので、

ホルモンバランスを整えるための施術が必要不可欠でした。

 

「鍼灸や整体でホルモンの調整なんて出来るものなの?」

と思われたかもしれませんが、

私たちの施術には足のあるツボを使った特別な治療法があるため、

そういったことが出来るのです。

 

 

そして2つ目に自律神経のバランスの調整を行っています。

おそらく子供さんが中学校に入学をし、

それまでと寝る時間や起きる時間などが大きく変化したことによって、

自律神経のバランスをうまく調整出来なくなってしまった事も大きな要因の1つとなっていました。

 

前頚部の緊張が強く、

そのことによって自律神経を司る「星状神経節」に影響が出てしまっていました。

その調整を行うことで、

自律神経のバランスが整い、

全体的な体調も良くなるということにつながります。

 

最後の3つ目は、CSF(脳脊髄液)調整を行いました。

あまり聞き慣れない言葉だと思いますが、ざっくりと説明すると脳から脊髄を通って全身をめぐっているものになります。

脳から全身をめぐっているのこの通りが悪くなると、さまざまな箇所に症状が出ることがあるのです。

 

この「身体全体の気の流れを整える」ことと大きく3つの施術の4STEPを使っていくことで、

舌に出てしまった痛み・違和感がなくなり、

身体全体も楽になるという結果につながりました。

施術者からのメッセージ

現代医学的には、

どこにも異常が見られず、

特に治療という治療がなくて途方に暮れておられました。

 

こういった現代医学的には異常がないという症状の場合は、

病院で治療するというのが難しく、

様子を見て自然に治るのを待つしかないと言われるケースがほとんどです。

 

そういったケースこそ、

私たちのような施術が輝く場面であると考えています。

 

もしあなたが現代医学的には原因不明で、

不快な症状でお困りなら今すぐにでもご連絡ください。

 

きっとその不快な症状から解放されるお手伝いが出来るはずだから。

 

あなたとのご縁を心よりお待ちしております。

 

 

※お客様の感想であり、効果効能を保証するものではありません

 

 

鍼灸王国