【 梨状筋症候群 】 39歳女性トリマーの「腰痛」から端を発した「梨状筋症候群」が6週12回の治療で改善。

症例報告

Top Member 植田 康司

 

 

 

この記事は、3ヵ月前に腰痛を発症。

来院1.週間前に「梨状筋症候群」に移行、悪化するも6週12回の治療で改善に至る経緯を記しています。

 

 

悪化の原因と、治療法を具体的に記しているので、最後まで読み進めてみてください。

「腰痛」からしびれを伴う「梨状筋症候群」に悪化

「患者」

39歳 女性 トリマー

「症状」

坐骨神経痛

「来院日」

2018年11月上旬

「来院経緯」

3ヶ月前、仕事中に腰痛を発症。

これまでも腰痛は経験していた為、気に留めず仕事を続けた。

 

 

翌日、起床時に痛みは治まっていた。

しかし、夕方になると少しづつ痛みが増してきた為、

市販の痛み止めを服用し、様子を見た。

 

 

だが、服用を続けないと痛みが治まらなかった為、

自宅近くにある、マッサージ店やカイロプラクティック院での治療を開始。

 

 

その後、治療を続けたが痛みに変化が無いまま2ヵ月を過ごす。

 

 

そして、来院1週間前

仕事中に左臀部~左太腿裏にかけて、強い痛みと共に、しびれが出現。

 

 

患者は、あまりの痛みとしびれに

「治せる所はないだろうか?」とインターネットで検索。

 

 

幸い、自宅から程近い、当院のホームページにたどり着く。

 

 

患者は、ホームページ内の

「患者さんの声」や「症状ページ」の内容を読み「本当に治るのかなぁ?」と

半信半疑ではあったが、「治したい」と気持ちを強くし、来院を決意。

仕事に集中できなかった痛みが6週12回の治療で消失

11月26日 1診目

患部は、左臀部~左太腿裏にかけての範囲に及び、

痛みとしびれも同範囲に強く現れている。

 

 

また、

膝裏~脚先にかけても若干のしびれがある事を確認。

ベット上での寝返りでも痛みがあり、

特に、仕事の作業中や洗顔時、起床時の前傾姿勢を取る際に

強く痛みが出るとの事。

 

 

ただし、患部に熱感や腫脹は表れていない。

 

 

続いて、患部以外の身体の状態をチェック。

 

 

骨盤の左右差や下肢の緊張感、腹部の緊張感、梨状筋に圧痛を確認。

 

 

その他、徒手検査も行ったが、ヘルニアを疑う所見も診られず

既往歴や現病歴も、特筆すべきものは確認できなかった。

 

 

更に問診を継続した所、

「3ヵ月前に腰痛を発症してから、痛みがあっても

仕事中の体勢を変える事が出来ず、市販の痛み止めを飲み、我慢しながら今日まで継続してきた」との事。

 

 

以上の事から、「梨状筋症候群による坐骨神経痛」と判断。

 

 

患者は、

症状が悪化してから1週間ではあるが、痛みを推して無理な体勢を継続してきた。

 

 

その為、

患者には1ヵ月間の間は、最低週2回の治療に加え、

3、4回と通院出来る時は来院するように指示し同意を得て、施術開始。

 

 

治療:

 

曲地・合谷に接触鍼、太谿に置鍼し、身体全体のエネルギー調整

腹膜・腹部深層筋調整、骨盤調整、梨状筋調整

11月28日 3診目

患者から

「1、2回と治療に来たが、大きな変化はない」と報告。

 

 

状態を確認。

 

腹部の緊張感、骨盤の左右差、下肢の緊張感ともに減少しているが

継続している。

 

 

治療:

 

曲地・合谷に接触鍼、太谿に置鍼し、身体全体のエネルギー調整

腹膜・腹部深層筋調整、骨盤調整、梨状筋調整

12月1日 4診目

患者から

「前回治療後、随分楽に動けたが夕方になると痛みが出てくる」と報告。

 

 

状態を確認。

 

腹部の緊張感、骨盤の左右差、下肢の緊張感は前回より減少。

少しづつではあるが、順調に改善している。

 

 

治療:

 

曲地・合谷に接触鍼、太谿に置鍼し、身体全体のエネルギー調整

腹膜・腹部深層筋調整、骨盤調整、梨状筋調整

12月8日 7診目

患者から

「臀部、太ももの痛みとしびれは随分楽になってきたが、膝裏~脚先にかけてのしびれが気になる」と報告。

 

 

状態を確認。

 

腹部の緊張感、骨盤の左右差、下肢の緊張感共に順調に減少している。

 

また、気になる箇所が変化しているのは、順調に改善している証拠である。

これまでと同様に治療継続。

 

 

治療:

 

曲地・合谷に接触鍼、太谿に置鍼し、身体全体のエネルギー調整

腹膜・腹部深層筋調整、骨盤調整、梨状筋調整

12月17日 9診目

患者から

「昨日まで臀部、太もも裏の痛みとしびれは殆どなかったが、今日は忙しかった為か

久々に痛みがあります」と報告。

 

 

状態を確認。

 

腹部の緊張感、骨盤の左右差、下肢の緊張感共に減少状態を維持。

 

その為、今日現れた痛みは一時的なものと判断し

患者にはその旨伝え、治療開始。

 

 

治療:

 

曲地・合谷に接触鍼、太谿に置鍼し、身体全体のエネルギー調整

腹膜・腹部深層筋調整、骨盤調整、梨状筋調整

1月4日 12診目

患者から

「現段階で、脚先のしびれ以外は全然大丈夫です」と報告。

 

 

状態を確認。

 

腹部の緊張感、骨盤の左右差、下肢の緊張感共に概ね改善し、状態は良い。

 

脚先のしびれは継続しているものの、

少しずつ範囲も狭まり、確認出来たのは、指先のみである。

 

 

治療:

 

曲地・合谷に接触鍼、太谿に置鍼し、身体全体のエネルギー調整

腹膜・腹部深層筋調整、骨盤調整、梨状筋調整

 

 

治療後、

本日で概ね症状も改善し、良い状態である。

その為、集中治療は一旦終了とし、次回から様子を見ながら、週1回又は2週に1回の治療を継続していく。

坐骨神経痛で集中出来なかったトリマーの仕事が集中出来るようになりました

Q1.どんな症状でお困りでしたか?

またお困りの症状を治すために、今までどのような治療を受けてこられましたか?

お尻から太ももにかけての痛み・シビレ。

マッサージやカイロプラクティックに行きました。

 

Q2.鍼灸治療など、当院へ来院にあたって心配はなかったですか?

また心配はどうやって解消しましたか?

最初は半信半疑でした。

2回目まではあまり症状が改善せず不安でしたが、

3回目で痛みが緩和された感じがしたので安心できました。

 

Q3.当院の施術を受けたときの印象・感想などを教えてください。

とても丁寧に話を聞いてくれる印象でした。

施術に関しては、私の場合最初はかなり痛かったので辛かったです。

でも今は痛みもかなり和らいで良くなってきているのを実感しています。

 

Q4.症状が改善した現在の想いをメッセージ下さい。担当が最高に喜びます!

まだシビレは残っていますが、痛みがかなり軽減し、仕事に集中できるようになったのが嬉しいです。

 

お名前:H・Mさん ご年齢:39歳 ご住所:奈良県生駒市 ご職業:トリマー

※お客様の感想であり、効果効能を保障するものではありません。

「腰痛」から「梨状筋症候群」を起こす原因とは?

H・Mさん

3ヵ月間とても辛い状態であったと思いますが、

仕事に集中できるようになって良かったですね!

 

 

引き続き、完治を目指して治療継続していきましょう!

 

 

 

では、

「梨状筋症候群」を起こす原因についてお話していきます。

 

 

「梨状筋症候群」とは、骨盤内部にある

「梨状筋」に障害を起こした結果、「坐骨神経痛」を発症する疾患です。

 

 

「坐骨神経」とは、

下部腰椎・仙骨から起こり、臀部の内部を走行して下肢に向かいます。

 

 

人体の中でも最大の直径と長さをもつ神経とされ

その直径は、最大部で7~10㎜、長さは1mにも及ぶとされています。

 

 

その為、障害を受けやすく、

一度症状として現れると、広範囲に及ぶのも特徴です。

 

 

一般的に「坐骨神経痛」は

「脊柱管狭窄症」「腰椎椎間板ヘルニア」「腰部の関節炎」「梨状筋症候群」等

様々な疾患に伴い現れる症状として考えられており、H・Mさんも「梨状筋症候群」でした。

 

 

では、なぜ「腰痛」から「梨状筋症候群」に至ったのか?

それは、「身体の代償動作」が大きく関係しています。

 

 

人間は、立位・前傾姿勢・後傾姿勢・座位等

あらゆる「体勢」で最適のバランスを取る為に、身体全体で協調しながら「体勢保持」しています。

 

 

今回のH・Mさんは「前傾姿勢」を取る事が多い方でした。

 

 

この「前傾姿勢」は、脊柱起立筋を初めとする「背筋群」と、

下肢の安定性(股関節や膝関節含む)を高めるために「殿筋」や「骨盤内筋」「下肢筋群」が強く働きます。

 

 

そして、長時間及び、長期間「前傾姿勢」を継続した結果、

特に「背筋群」と「殿筋」への負担が増し、「腰痛」を発症。

 

 

更に、前傾姿勢を四六時中継続した事で

「背筋群」と「殿筋」の機能低下を招き、骨盤内に存在し、股関節の安定に寄与している「外旋筋」、とりわけ「梨状筋」がその代償をしたと考えれらます。

 

 

また、

「坐骨神経」はこの「梨状筋」と密接な関係がある為、

「梨状筋」の機能低下が、「坐骨神経痛」を発症させるのです。

 

 

お解り頂けたでしょうか?

 

「腰痛」と「梨状筋症候群」とは全く別物ですが、

このようにして身体の深い部分で複雑に絡み合っているのです。

「梨状筋症候群の治療法」

これまでの内容で、一見、関係が無いように見える、

「腰痛」と「梨状筋症候群」の関係性がお解り頂けた事と思います。

 

 

また、この「梨状筋症候群」へ至った大元は、

「治癒力」や「回復力」が十分に機能していなかった事が大きく関係しています。

 

 

その為、知らず知らず

「疲労」が積み重なり、ある日、コップから水が溢れ出す様に、「坐骨神経痛」として

症状に現れたのです。

 

 

そして、この状態から改善に導く為に

「治癒力」「回復力」を高める全身の循環を整え、

「疲労除去」を目的に、「腹膜・腹部深層筋調整」を行いました。

 

 

また、

「骨盤調整」「梨状筋調整」を並行して行う事で、

より「疲労の除去」を加速させ、「治癒力」「回復力」を高めていきました。

 

 

そうして身体の基礎を整えていく事で、

再び、「背筋群」をはじめとする筋肉の機能を取り戻す事ができ、

「腰痛」から「梨状筋症候群」へ悪化した症状を改善する事が出来ました。

 

 

残る指先のしびれは、

「神経」の回復過程が関係している為、今後問題なく改善します。

 

 

最後に、

「急激に悪化した困っている」「日常生活もままならない」

そんな不安を抱えている方は、”希望”を持って、当院にご連絡ください。

 

 

H・Mさんの様に

助けてあげる事ができると思いますよ。

 

 

感謝

鍼灸王国